特許
J-GLOBAL ID:200903070619372518

直鎖状ポリカーボネート及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-013647
公開番号(公開出願番号):特開平5-202180
出願日: 1992年01月29日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明はエステル交換反応により、着色がなく、着色の原因となる塩素イオンを含まず、更に副反応により生成する分岐構造を持たない直鎖状ポリカーボネート及びその製造法を提供する。【構成】 触媒の存在下、エステル交換法により、 2,2-ビス( 4-ヒドロキシフェニル)プロパン等の2価フェノールと、ジフェニルカーボネート等の炭酸ジエステルとからポリカーボネートを製造する。触媒として、アンチモン、ビスマス、錫、鉛、亜鉛及びカドミウム等の元素周期律表 IIb族、 IVb族及びVb族の群から選択された元素を含む少なくとも一種の化合物とを用いる。【効果】 本発明の方法によれば、特定の触媒の存在下で、2価フェノールと炭酸ジエステルとのエステル交換反応を行うので、着色がなく、しかも実質的に分岐構造を含まない高分子量で直鎖状のポリカーボネートが得られる。
請求項(抜粋):
分岐パラメーターG=〔η〕/〔η〕lin (ここで〔η〕は塩化メチレン中20°Cにおける極限粘度であり、〔η〕lin は光散乱法で測定される重量平均分子量が同一の直鎖状ポリカーボネートの塩化メチレン中20°Cにおける極限粘度である。)が 0.8〜1.0 である直鎖状ポリカーボネート。
IPC (2件):
C08G 64/04 NPT ,  C08G 64/30 NPU
引用特許:
審査官引用 (5件)
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