特許
J-GLOBAL ID:200903070667921426

走査線補間回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-123978
公開番号(公開出願番号):特開平11-308577
出願日: 1998年04月17日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 解像度の劣化やインタレース妨害が発生することなく、高画質な走査線補間画像を得ることができる走査線補間回路を提供する。【解決手段】 垂直HPF3,8は、現フィールド前後の垂直方向のフィールド高域信号を生成する。垂直LPF7は、現フィールドの垂直方向の現フィールド低域信号を生成する。動き方向検出部4は画像の動き方向値sと動き量値kとを検出する。画像シフト器9,10は動き方向値sに従ってフィールド高域信号をシフトする。フィールド内補間器5はフィールド内補間信号を生成する。加算器13,14はフィールド高域信号と現フィールド低域信号とを加算して時空間補間信号を生成する。乗算器11,12及び加算器15は動き量値kに従ってフィールド内補間信号と前記時空間補間信号とを適応混合する。
請求項(抜粋):
入力された画像信号の走査線を補間する走査線補間回路において、被補間フィールドである現フィールドの空間的に上下に位置する走査線よりフィールド内補間信号を生成するフィールド内補間手段と、前記現フィールドの垂直方向に低い周波数成分である現フィールド低域信号を生成する現フィールド低域信号生成手段と、前記現フィールドに対して時間的に後の垂直方向に高い周波数成分である後フィールド高域信号を生成する後フィールド高域信号生成手段と、前記現フィールドに対して時間的に前の垂直方向に高い周波数成分である前フィールド高域信号を生成する前フィールド高域信号生成手段と、前記現フィールドに対して時間的に前後するフィールドから画像の動き方向と動き量とを検出する動き方向検出手段と、前記動き方向検出手段によって検出された動き方向に従って、前記後フィールド高域信号をシフトする第1のシフト手段と、前記動き方向検出手段によって検出された動き方向に従って、前記前フィールド高域信号をシフトする第2のシフト手段と、前記第1及び第2のシフト手段によってシフトされた前記後フィールド高域信号及び前記前フィールド高域信号と、前記現フィールド低域信号とを加算して時空間補間信号を生成する時空間補間信号生成手段と、前記動き方向検出手段によって検出された動き量に従って、前記フィールド内補間信号と前記時空間補間信号とを適応混合する適応混合手段とを備えて構成したことを特徴とする走査線補間回路。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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