特許
J-GLOBAL ID:200903070671376165

斜面安定用アンカーの施工方法及びその斜面安定用アンカー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福島 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-326887
公開番号(公開出願番号):特開2002-129556
出願日: 2000年10月26日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】斜面を構成する安定地盤と表層部との境界のすべり面で発生するすべり破壊に対するアンカー手段としての剪断耐力を向上し得る斜面安定用アンカーの施工技術を提供し、延いてはアンカー設置用の削孔径の縮小化を図る。また、前記すべり面で発生するすべり破壊に対する抵抗作用を増大して、すべり破壊の発生を抑制し得る斜面安定用アンカーの施工技術を提供する。【解決手段】一部を岩盤等の安定地盤7に定着するアンカー軸体3,10の頭部側に鋼管等からなる補強管11を外嵌し、その補強管11の先端部を安定地盤7と表層部6との境界面に形成されるすべり面8より深く挿入することにより、すべり面8で発生するすべり破壊に基づく剪断荷重をアンカー軸体10と補強管11により受止める。アンカー軸体10と補強管11との間を非拘束状態に設定し、アンカー軸体に作用する引張力を表層部6に対する圧縮力として作用させる。
請求項(抜粋):
斜面に設置して斜面の安定化を図る斜面安定用アンカーの施工方法において、その一部を岩盤等の安定地盤に定着するアンカー軸体の頭部側に鋼管等からなる補強管を外嵌し、その補強管の先端部を前記安定地盤と表層部との境界面に形成されるすべり面より深く挿入することにより、すべり面で発生するすべり破壊に基づく剪断荷重を前記アンカー軸体と前記補強管により受止めるようにしたことを特徴とする斜面安定用アンカーの施工方法。
IPC (2件):
E02D 5/80 ,  E02D 17/20 106
FI (2件):
E02D 5/80 Z ,  E02D 17/20 106
Fターム (6件):
2D041GA01 ,  2D041GC05 ,  2D041GC12 ,  2D041GC14 ,  2D041GD01 ,  2D044EA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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