特許
J-GLOBAL ID:200903070675949240
切削工具用硬質皮膜
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
吉井 剛
, 吉井 雅栄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-021787
公開番号(公開出願番号):特開2009-178822
出願日: 2008年01月31日
公開日(公表日): 2009年08月13日
要約:
【課題】高硬度焼入鋼の切削における耐摩耗性に秀れる硬質皮膜の提供。【解決手段】基材上に形成される硬質皮膜であって、第一皮膜層と第二皮膜層とを交互に各2層以上積層して成る多層皮膜層を含み、第一皮膜層は金属成分として少なくともAlとCrを含み非金属成分としてNを含み不可避不純物を含む皮膜層であり、第二皮膜層は金属及び半金属成分として少なくともTiとSiを含み非金属成分としてNを含み不可避不純物を含む皮膜層であり、第一皮膜層及び前記第二皮膜層の夫々一層当りの膜厚は1nm以上20nm以下に設定され、第二皮膜層は平均粒径が1nm以上20nm以下の粒状の微細結晶と非晶質部が混在した組織を有し、多層皮膜層を断面TEM法で観察したとき、1μm×1μmの面積の中で第二皮膜層の10個以上の微細結晶が第一皮膜層の膜厚の10%以上の深さで隣接する第一皮膜層の内部に入り込んでいるもの。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基材上に形成される切削工具用硬質皮膜であって、この硬質皮膜は第一皮膜層と第二皮膜層とを交互に各2層以上積層して成る多層皮膜層を含み、前記第一皮膜層は金属成分として少なくともAlとCrを含み非金属成分としてNを含み不可避不純物を含む皮膜層であり、前記第二皮膜層は金属及び半金属成分として少なくともTiとSiを含み非金属成分としてNを含み不可避不純物を含む皮膜層であり、前記第一皮膜層及び前記第二皮膜層の夫々一層当りの膜厚は1nm以上20nm以下に設定され、前記第二皮膜層は平均粒径が1nm以上20nm以下の粒状の微細結晶と非晶質部が混在した組織を有し、前記多層皮膜層を断面TEM法で観察したとき、1μm×1μmの面積の中で前記第二皮膜層の10個以上の微細結晶が前記第一皮膜層の膜厚の10%以上の深さで隣接する前記第一皮膜層の内部に入り込んでいることを特徴とする切削工具用硬質皮膜。
IPC (3件):
B23B 27/14
, B23C 5/16
, C23C 14/06
FI (3件):
B23B27/14 A
, B23C5/16
, C23C14/06 P
Fターム (16件):
3C046FF09
, 3C046FF10
, 3C046FF13
, 3C046FF16
, 4K029AA04
, 4K029BA54
, 4K029BA58
, 4K029BA60
, 4K029BB02
, 4K029BB07
, 4K029BC02
, 4K029BD05
, 4K029CA04
, 4K029CA13
, 4K029DD06
, 4K029JA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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特開昭62-56565号公報
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特開平2-194159号公報
-
特許第3248897号公報
-
特許第3248898号公報
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審査官引用 (3件)
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