特許
J-GLOBAL ID:200903070707496251

有害物質検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-339512
公開番号(公開出願番号):特開2004-191356
出願日: 2003年09月30日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
【課題】 水中に含まれる遺伝子損傷性物質や生育阻害物質等の有害物質を正確、迅速かつ簡便に検出することができ、連続的なモニタリングも可能な有害物質検出方法を提供する。【解決手段】 遺伝子損傷性物質によりDNAが損傷を受けたときに発現されるSOS遺伝子と、その下流に配置されたルシフェラーゼ活性を発現する遺伝子と、そのルシフェラーゼ活性の基質の生産を触媒する酵素を発現する遺伝子とを含んでなる組換え遺伝子により形質転換された遺伝子損傷性物質検出用微生物を固定化した固定化微生物膜と、ルシフェラーゼ活性を発現する遺伝子と、そのルシフェラーゼ活性の基質の生産を触媒する酵素を発現する遺伝子とを含み、常時ルシフェラーゼ活性を発現する組換え遺伝子により形質転換された生育阻害物質検出用微生物を固定化した固定化微生物膜を、それぞれ試料水に接触させて、前記各固定化微生物膜の発光状態を測定することにより、試料水中の有害物質を検出する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
遺伝子損傷性物質によりDNAが損傷を受けたときに発現されるSOS遺伝子と、その下流に配置されたルシフェラーゼ活性を発現する遺伝子と、そのルシフェラーゼ活性の基質の生産を触媒する酵素を発現する遺伝子とを含んでなる組換え遺伝子により形質転換された遺伝子損傷性物質検出用微生物を、該微生物が漏出せず、かつ少なくとも試料水、栄養成分及び酸素が透過できるポアサイズと親水性を有する微孔性膜と、該微生物からの発光を透過できる光透過性膜との間に薄膜状に固定化した遺伝子損傷性物質検出用固定化微生物膜と、 ルシフェラーゼ活性を発現する遺伝子とそのルシフェラーゼ活性の基質の生産を触媒する酵素を発現する遺伝子とを含み、常時ルシフェラーゼ活性を発現する組換え遺伝子により形質転換された生育阻害物質検出用微生物を、前記微孔性膜と前記光透過性膜との間に薄膜状に固定化した生育阻害物質検出用固定化微生物膜を、 それぞれ試料水に接触させて、前記各固定化微生物膜の発光状態を測定することにより、試料水中の有害物質を検出することを特徴とする有害物質検出方法。
IPC (2件):
G01N21/78 ,  C12Q1/02
FI (3件):
G01N21/78 C ,  C12Q1/02 ,  C12N15/00 A
Fターム (19件):
2G054AA02 ,  2G054CA20 ,  2G054EA01 ,  2G054GA09 ,  4B024AA01 ,  4B024AA11 ,  4B024BA08 ,  4B024BA80 ,  4B024CA02 ,  4B024DA05 ,  4B024HA11 ,  4B063QA06 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ06 ,  4B063QQ22 ,  4B063QR02 ,  4B063QR75 ,  4B063QR84 ,  4B063QX02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第3277426号公報
  • 異常水質検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-134240   出願人:株式会社東芝
  • 微生物電極及び微生物センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-033435   出願人:軽部征夫, 株式会社曙ブレーキ中央技術研究所

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