特許
J-GLOBAL ID:200903070813557316

ディスクアレイ装置の拡張構成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289473
公開番号(公開出願番号):特開平8-147111
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】最大構成の範囲でディスク装置の増設を既存のディスク装置のデータとパリティの退避及びパリティの再度計算を必要とすることなく簡単に行う。【構成】ディスク装置N=5台の最大構成に対応して、データ及びパリティを格納するアドレスを定めた仮想アドレスマップテーブル16を作成しておく。初期構成となる例えばM=3台のディスク装置1,2,5の構成では、(M-1)=2台のディスク装置1,2に対するデータ及びパリティの格納アドレスが仮想アドレスマップテーブルと同一であり、残り1台のシャドウディスク装置5に仮想アドレスマップテーブル16の中のディスク装置が実在しないパリティの格納アドレスをまとめて割当てるアドレス変換テーブル18を作成する。上位装置10からの入出力要求に対し、アドレス変換テーブル18を参照してデータ読出し又はデータ書込みとパリティの更新を行う。増設時には、増設ディスク装置4を初期化し、シャドウディスク装置5のパリティを書き戻して初期化するだけでよい。
請求項(抜粋):
ディスクアレイ制御装置に対し最大構成でN台のディスク装置を並列接続するディスクアレイ装置の拡張構成方法に於いて、前記ディスク装置をN台とした最大構成に対応して、データ及びパリティを格納するアドレスを定めた仮想アドレスマップテーブルを予め作成し、初期構成は、前記最大構成数N未満で3台以上の範囲となるM台のディスク装置によって増設可能な構成とし、前記M台のディスク装置による構成状態にあっては、(M-1)台のディスク装置に対するデータ及びパリティの格納アドレスが前記仮想アドレスマップテーブルと同一であり、残り1台のディスク装置をシャドウディスク装置と定義し、該シャドウディスク装置に前記仮想アドレスマップテーブルの中のディスク装置が実在しないパリティの格納アドレスを割り当てるアドレス変換テーブルを作成し、上位装置からの入出力要求に対し前記アドレス変換テーブルを参照してデータ読出し又はデータ書込みとパリティの更新を行うことを特徴とするディスクアレイ装置の拡張構成方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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