特許
J-GLOBAL ID:200903070815163293

電子商取引における信用保証方法、この方法を適用した取引認証サーバーと商店サーバーと会員管理サーバー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-246382
公開番号(公開出願番号):特開2002-063524
出願日: 2000年08月15日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】 相互接続ネットワークを介した電子商取引において、信頼性の高い信用保証方法を提供する【解決手段】 決済代行機関に登録されている会員のコンピュータ10と商品販売機関が運用する商店サーバー20bとが行った電子商取引によって発生した取引代金を決済代行機関が課金代行するビジネスモデルに適用される信用保証方法であって、多数の決済代行機関と多数の商品販売機関の身元情報を管理する取引認証サーバー20cが会員管理サーバー20aと商店サーバー20b間のデータ通信に介在し、適時に両サーバー20a、20bに相手の身元情報を提供するとともに、取引ごとに発行される伝票番号とその取引内容を関連づけして保管することで取引の証拠を保全する。
請求項(抜粋):
つぎの事項(1)〜(13)を充足する発明。(1)複数の個別ネットワークを包含する相互接続ネットワークを介して、ある決済代行機関と契約している会員が使用する会員コンピュータと、ある商品販売機関が運用する商店サーバーとが電子商取引を行う際の信用保証方法である。(2)前記決済代行機関が運用する会員管理サーバーが前記相互接続ネットワークに接続されている。この会員管理サーバーは多数の会員についての名簿情報を管理し、前記会員コンピュータが所定の認証手続きを経てログインしてくると、この会員コンピュータに対応付けされる匿名利用者IDと当該ログイン期間とを該当の会員名簿情報に関連づけて管理する。(3)ある信用保証機関が運用する取引認証サーバーが前記相互接続ネットワークに接続されている。この取引認証サーバーは、多数の決済代行機関のそれぞれの身元情報や決済方法を記述した決済機関情報と、多数の商品販売機関のそれぞれの身元情報や決済方法を記述した商店情報とを集約したデータベースを管理しているとともに、所定の認証手続きを経てアクセスしてきた商店サーバーや会員管理サーバーと通信する。(4)前記商店サーバーは、直接的または間接的にアクセスしてきた会員コンピュータに対応付けされている匿名利用者IDを取得するとともに、この会員コンピュータが送付した商品購入イベントに応動して、前記匿名利用者IDを含んだ決済機関身元調査依頼電文を前記取引認証サーバーに送付する。(5)前記取引認証サーバーは、前記決済機関身元調査依頼電文に含まれている匿名利用者IDに基づいて前記データベースを検索し、関連する決済機関情報から適宜な情報を抜粋して作成した決済機関身元保証電文を前記商店サーバーへ返送する。(6)前記商店サーバーは、前記決済機関身元保証電文に含まれているアドレス情報に従って前記会員管理サーバーにアクセスし、前記匿名利用者IDと自身の身元に関連する商店識別情報とを含んだ課金代行依頼電文を送付する。(7)会員管理サーバーは、前記課金代行依頼電文に記載されている商店識別情報を含んだ商店身元調査依頼電文を前記取引認証サーバーに送付する。(8)前記取引認証サーバーは、前記商店身元調査依頼電文に含まれている前記商店識別情報に基づいて前記データベースを検索し、関連する商店情報から適宜な情報を抜粋して作成した商店身元保証電文を前記会員管理サーバーへ返送する。(9)前記会員管理サーバーは、前記商店身元保証電文を受け取ると、前記商店サーバーが送付した前記課金代行依頼電文に含まれている前記匿名利用者IDと商品購入イベントの発生日時(取引日時)とに基づいて、現にログインしている該当の会員コンピュータに、前記課金代行依頼電文や前記商店身元保証電文や該当する会員名簿情報から適宜に抜粋した情報と、この会員管理サーバーまたは前記商店サーバーにおいて生成した唯一無二の伝票番号とを含んだ取引確認通知を送付して取引完遂確認を取る。(10)前記会員管理サーバーは、前記取引完遂確認を取ると前記課金代行依頼電文から抜粋した適宜な情報と前記伝票番号とを該当の会員情報に関連づけして記憶し、前記課金代行依頼電文から適宜に抜粋した情報と前記取引完遂確認の結果と前記伝票番号とを含む取引完遂報告電文を前記商店サーバーに送付するとともに、前記課金代行依頼電文から適宜に抜粋した情報と前記伝票番号とを含んだ取引報告電文を前記取引認証サーバーに送付する。(11)前記商店サーバーは、前記取引完遂報告電文を受け付けると、前記伝票番号を含む取引証明依頼電文を前記取引認証サーバーに送付する。(12)前記取引認証サーバーは、前記取引報告電文と前記取引証明依頼電文とを比較して双方の伝票番号が符合すると、当該伝票番号と該当の取引金額とを取引記録簿に記録するとともに、伝票番号が符合した旨の取引証明電文を前記商店サーバーに送付する。(13)前記商店サーバーは、前記取引証明電文を受け取ると、この電文に含まれている伝票番号と、当該証明電文の受領起源となった前記課金代行依頼電文や前記決済機関身元保証電文から適宜に抜粋した情報とを対応付けして販売記録簿に記録する。
IPC (4件):
G06F 17/60 414 ,  G06F 17/60 ZEC ,  G06F 17/60 502 ,  G06F 17/60 512
FI (4件):
G06F 17/60 414 ,  G06F 17/60 ZEC ,  G06F 17/60 502 ,  G06F 17/60 512
Fターム (8件):
5B049AA05 ,  5B049BB11 ,  5B049CC00 ,  5B049CC05 ,  5B049CC36 ,  5B049EE05 ,  5B049GG04 ,  5B049GG07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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