特許
J-GLOBAL ID:200903070853062166

生体有機分子を分離するための電気泳動法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-543988
公開番号(公開出願番号):特表2000-512392
出願日: 1999年04月16日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】本発明は、分離媒体および上部ローディングゾーンを保持するように適合させた多レーン分離ゾーンを規定する一対の間隔をおいた向き合ったプレートを有するスラブゲル電気泳動装置を使用した生体有機分子の電気泳動的な分離に関する。本発明の1つの局面において、少なくとも1つのプレートは、拡張したローディングゾーンを提供するように成形される。拡張したローディングゾーン内のプレートからプレートまでの距離は、分離ゾーン内のプレートからプレートまでの幅よりも大きい。本発明の別の局面において、櫛が提供され、各歯は、支持部材で始まり、そして該歯の長軸のほとんどに沿って延びる緩やかな先細り、ならびに緩やかな先細りを越えてすぐに始まり、そして歯の末端まで延びる鋭い先細りを有する。本発明の関連する局面において、櫛は、歯が分離媒体の上部に貫入し、それにより分離ゾーンにおけるプレート間距離のそれよりも大きいプレートからプレートまでの幅を有する実質的に長方形の断面の一連の液体密な、細長い試料ローディング開口を形成するように、ローディングゾーンに挿入される方法が提供される。
請求項(抜粋):
分離媒体を保持するように適合させた多レーン分離ゾーンおよび細長い上部ローディングゾーンを規定する一対の間隔をおいた向き合ったプレート、ならびに分離ゾーンと接する多数のローディング領域を規定するローディングゾーンに挿入されるように適合された、多数の歯を有する櫛を有する、スラブゲル電気泳動装置であって、以下: 少なくとも1つのプレートの上部に形成された細長いくぼみであって、該くぼみが、該向き合ったプレートと一緒に、(i)該上部ローディングゾーン全体にわたって実質的に一定であり、そして(ii)該分離ゾーン内のプレートからプレートまでの距離よりも長い、プレートからプレートまでの距離を有する細長い上部ローディングゾーンを形成する、細長いくぼみ; 該分離ゾーンを該ローディングゾーンと連結する細長い先細りの部分であって、該細長い先細りの部分が、該ローディングゾーンから該分離ゾーンまで徐々に減少するプレートからプレートまでの距離を有する、部分;ならびに 該分離ゾーン内の該向き合ったプレート間に保持され、そして少なくとも部分的に該先細りの部分に拡張する分離媒体、を含む、改良を有する、スラブゲル電気泳動装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る