特許
J-GLOBAL ID:200903070860523314

スピンドルモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-087995
公開番号(公開出願番号):特開平9-285095
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 ハードディスクドライブ等に使用するダスト流出防止効果の優れたスピンドルモータを提案すること。【解決手段】 スピンドルモータ1の固定軸3とハブ6の隙間には環状封鎖部材7が配置されている。環状封鎖部材7はハブ内周面に密着固定され、固定軸3との間には微小隙間14が形成され、その下側の環状端面とボールベアリング4の間にも微小隙間15が形成されている。これらの隙間14、15の大きさを変えることにより、これらを介して外部にオイルミスト等が流出することを防止するラビリンスシールが構成されている。環状封鎖部材7の内周面には回転軸線3aに対して傾斜した複数本の溝74を形成して、モータ回転に伴ってモータ内部に発生して隙間14、15を流れる気流を打ち消す方向に気流を発生させるようにしてある。隙間14、15を流れる気流が発生しないので、オイルミスト等がモータ外部に流出することを防止する防止効果を格段に高めることができる。
請求項(抜粋):
固定軸と、転がり軸受けを介して当該回転軸の外周を囲む状態で回転自在に支持され、被回転体を載置する載置面を備えたハブと、前記固定軸および前記ハブの間に形成される環状隙間を封鎖するための環状封鎖部材とを有するスピンドルモータにおいて、前記環状封鎖部材は前記ハブと一体回転するようにその外周面が前記ハブの内周面に密着固定されており、当該環状封鎖部材の内周面は前記固定軸の外周面に対して微小間隔を置いて対峙しており、当該環状封鎖部材の内周面には、前記ハブの回転に伴って前記固定軸と前記ハブの間を流れる気流とは逆向きの気流を発生可能な溝が形成されていることを特徴とするスピンドルモータ。
IPC (4件):
H02K 29/00 ,  G11B 19/20 ,  H02K 5/10 ,  H02K 21/22
FI (4件):
H02K 29/00 Z ,  G11B 19/20 D ,  H02K 5/10 Z ,  H02K 21/22 M
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-222432
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-197976   出願人:日本電産株式会社

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