特許
J-GLOBAL ID:200903070866659374

衝撃吸収式ステアリングシャフトの収縮荷重調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-304475
公開番号(公開出願番号):特開平10-147245
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 収縮荷重を所望値通りに規制して、二次衝突時の運転者保護を図り易くする。【解決手段】 内周面に雌セレーション15を形成した管状のアウターシャフト12の先端部と、外周面に雄セレーション17を形成したインナーシャフト13の先端部とを係合させる。次いで、押圧面を互いに平行な平坦面23とした1対の押圧片20a ́により、上記両シャフト12、13の先端部を直径方向に亙り塑性変形させる。そして、これら両シャフト12、13を互いに近づく方向に変位させて、これら両シャフト12、13同士を、軸方向に離れた2個所位置で嵌合させる。上記1対の押圧片20a ́により上記両シャフト12、13の先端部を押圧する荷重を調節して、得られる衝撃吸収式ステアリングシャフト11の収縮荷重を調整する。
請求項(抜粋):
一端部の内周面に雌セレーションを形成した管状のアウターシャフトと、一端部の外周面に上記雌セレーションと係合する雄セレーションを形成したインナーシャフトとを、これらアウターシャフトの一端部とインナーシャフトの一端部とを係合させた状態で、上記アウターシャフトの外周面を直径方向内側に押圧する事により、上記アウターシャフトの一端部及びインナーシャフトの一端部を直径方向に亙り塑性変形させた後、上記アウターシャフトと上記インナーシャフトとを互いに近づく方向に軸方向に亙り相対変位させ、上記アウターシャフトの一端部を上記インナーシャフトの軸方向中央寄り部分に圧入嵌合させて第一の嵌合部を構成すると共に、上記インナーシャフトの一端部を上記アウターシャフトの軸方向中央寄り部分に圧入嵌合させて第二の嵌合部を構成し、これら第一、第二の圧入嵌合部の間部分で上記アウターシャフトとインナーシャフトとを互いに緩く係合させて成る衝撃吸収式ステアリングシャフトの全長を収縮させる為に要する収縮荷重を調整する方法であって、上記アウターシャフトの一端部とインナーシャフトの一端部とを係合させた状態で、上記アウターシャフトの外周面を直径方向内側に押圧し、上記アウターシャフトの一端部及びインナーシャフトの一端部を直径方向に亙り塑性変形させる際に、それぞれの押圧面が互いに平行な平坦面でこれら両押圧面同士が互いに平行な1対の押圧片を使用し、これら1対の押圧片同士を近づける押し付け荷重を変える事により、上記衝撃吸収式ステアリングシャフトの全長を収縮させる為に要する収縮荷重を所望値に規制する衝撃吸収式ステアリングシャフトの収縮荷重調整方法。
IPC (5件):
B62D 1/19 ,  F16C 3/02 ,  F16D 1/02 ,  F16D 3/06 ,  F16F 7/08
FI (5件):
B62D 1/19 ,  F16C 3/02 ,  F16D 3/06 Z ,  F16F 7/08 ,  F16D 1/02 M
引用特許:
審査官引用 (1件)

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