特許
J-GLOBAL ID:200903070869825453
車輪の回転速度検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-245984
公開番号(公開出願番号):特開平6-064508
出願日: 1992年08月24日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】ナット24が弛んで玉5、5の予圧が不足した場合、回転速度検出用のセンサ34によりこれを検出する。【構成】車輪と共に回転するハブ21に外嵌固定した内輪3に、トーンホイールとして機能する磁性材製の補強リング29aを外嵌する。この補強リング29aにセンサ34を、軸方向に対向させる。ナット24が弛むと補強リング29aとセンサ34との距離が短くなってセンサ34の出力信号の電圧の最大値が大きくなる。この最大値が基準電圧を上回った場合に、警報を発する。
請求項(抜粋):
内周面に複列の外輪軌道を形成し、懸架装置に支持される外輪相当部材と、雄螺子部及び車輪を固定する為のフランジを有する回転軸相当部材と、上記雄螺子部に螺合するナットと、上記回転軸相当部材と一体若しくは別個に設けられ、外周面に内輪軌道を形成した第一の内輪相当部材と、この第一の内輪相当部材とは別個に設けられ、上記雄螺子部とナットとの螺合緊締に基づいて、上記第一の内輪相当部材に向け軸方向に押圧される、外周面に内輪軌道を形成した第二の内輪相当部材と、上記各外輪軌道と各内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ設けられ、上記雄螺子部とナットとの緊締に基づいて予圧を付与される玉と、上記第二の内輪相当部材の外周面で内輪軌道から外れた部分に支持され、その内側面にセンサと磁性材との距離を円周方向に亙って交互に変化させる検出部を設けた磁性材製のトーンホイールと、上記外輪に支持されてこのトーンホイールの検出部に対して軸方向に対向し、磁性材迄の距離によって出力電圧を変化させるセンサと、上記トーンホイールの回転に基づくこのセンサの出力電圧の変化に基づき、上記回転軸相当部材の回転速度を求める演算器と、上記センサの出力電圧と予め設定した基準電圧とを比較して、上記出力電圧が基準電圧を上回った場合に警報を発する警報装置とを備えた車輪の回転速度検出装置。
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