特許
J-GLOBAL ID:200903070877794222

時刻同期システム、および時刻同期システムにおける時刻同期方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-083674
公開番号(公開出願番号):特開平10-285140
出願日: 1997年04月02日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 主局と従局との距離が離れていても、主局と従局との間で高精度に時刻の同期を取る。【解決手段】 主局1では、送信機15が信号伝搬遅延時間Tを計測するためのトリガ信号S4を従局2へ送信すると、従局2はそのトリガ信号S4を受信して折返されてきたトリガ信号S4として主局1へ返信する。すると、遅延時間算出器18は、トリガ信号S4と、折返されてきたトリガ信号S4とに基づいて、主局1と従局2との間の距離等に応じた信号伝搬遅延時間Tを計算して時刻信号補正回路13へ出力する。時刻信号補正回路13は、遅延時間算出器18からの主局1と従局2との間の距離等に応じた信号伝搬遅延時間Tである時刻補正情報に基づいて、その信号伝搬遅延時間T分だけ進めた時刻送信情報を送信し、主局1の時計12が従局2の時計23と同期させる。
請求項(抜粋):
主局と従局との間で時刻の同期をとるようにした時刻同期システムであって、上記主局は、時刻信号を発生する時刻信号発生手段と、上記主局から上記従局への信号伝搬遅延時間を計測するための基準信号を発生する基準信号発生手段と、上記時刻信号発生手段が発生した時刻信号を補正する時刻信号補正手段と、上記時刻信号補正手段が補正した時刻信号および上記基準信号発生手段が発生した基準信号を上記従局へ向けて送信する送信手段とを有する一方、上記従局は、上記主局の送信手段が送信した時刻信号および基準信号を受信する受信手段と、上記受信手段が受信した時刻信号に基づいて従局側の時刻を計時する計時手段と、上記受信手段が受信した基準信号を上記主局へ向けて返信する返信手段とを有し、上記主局は、さらに、上記従局の返信手段が返信してきた基準信号を受信する受信手段と、上記主局の受信手段が受信した上記従局からの基準信号と上記基準信号発生手段が発生した基準信号との時間差に基づいて上記主局から上記従局への信号伝搬遅延時間を算出する遅延時間算出手段とを有し、上記時刻信号補正手段は、上記時刻信号発生手段が発生した時刻信号を上記遅延時間算出手段が算出した遅延時間分だけ進めるように補正する、ことを特徴とする時刻同期システム。
IPC (6件):
H04J 13/00 ,  G04G 5/00 ,  G04G 7/00 ,  G06F 1/14 ,  H04Q 7/36 ,  H04L 7/00
FI (6件):
H04J 13/00 A ,  G04G 5/00 J ,  G04G 7/00 ,  H04L 7/00 Z ,  G06F 1/04 351 A ,  H04B 7/26 104 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-285042
  • 通信装置の時刻管理方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-278576   出願人:日本電信電話株式会社
  • 時刻同期方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-325820   出願人:日本電気株式会社
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