特許
J-GLOBAL ID:200903070880142139

2シリンダロータリ型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-334911
公開番号(公開出願番号):特開2002-138978
出願日: 2000年10月30日
公開日(公表日): 2002年05月17日
要約:
【要約】【課題】クランク軸の第1のクランクピンと第2のクランクピンとの間の中間軸部における曲がり変形を低減し、軸受とクランク軸との摩擦損失、ローリングピストンと密閉板との摩擦損失を低減し、さらに圧縮ガスの漏れも低減する。【解決手段】2シリンダロータリ型圧縮機の中間軸断面が、前記第1のクランクピンと前記第2のクランクピンの断面の重なる部分より大きく、なおかつ、中間軸の第1のクランクピン側と第2のクランクピン側との間に段差を有する。【効果】片当たりによる、摩擦損失が小さくなり、機械効率の損失が低減する。また、片当たりによる余分な隙間が小さくなるため、漏れが少なくなり、体積効率の低減を抑えられる。クランク軸の変形による性能の低下を抑えられる。
請求項(抜粋):
密閉容器内に電動機部と圧縮機部とがクランク軸によって連結され、前記クランク軸が回転軸に対して偏芯した第1のクランクピンと第2のクランクピンを備え、前記第1のクランク軸と前記第2のクランク軸との間に中間軸を備え、前記圧縮機部が、前記クランク軸を支持する主及び副軸受と、前記主および副軸受間に設けられた仕切り板によって仕切られた第1、第2のシリンダと、前記第1、第2のシリンダ内で前記クランク軸の回転に伴って偏芯する第1、第2のローラと、前記クランク軸を備えた2シリンダロータリ型圧縮機において、前記中間軸が軸方向に段差部を有し、前記中間軸の前記段差部で区切られた径方向断面が、前記第1のクランクピンと前記第2のクランクピンの径方向断面の重なる部分より大きくなるよう構成することを特徴とする2シリンダロータリ型圧縮機。
IPC (3件):
F04C 23/00 ,  F04C 18/356 ,  F04C 29/00
FI (3件):
F04C 23/00 E ,  F04C 18/356 E ,  F04C 29/00 D
Fターム (9件):
3H029AA04 ,  3H029AA09 ,  3H029AA13 ,  3H029AB03 ,  3H029BB42 ,  3H029BB43 ,  3H029CC08 ,  3H029CC16 ,  3H029CC54
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)
  • 2気筒回転式圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-165420   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平3-096691

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