特許
J-GLOBAL ID:200903070886586608

エピタキシャル増感極薄平板状粒子乳剤及びそれを含有する写真要素

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-217820
公開番号(公開出願番号):特開平8-171162
出願日: 1995年08月25日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【課題】 極薄平板状粒子乳剤の性能向上。【解決手段】 分散媒;(a) {111 }主面、(b) 銀の70モル%を超える臭化物及び少なくとも0.25モル%のヨウ化物;(c) 投影面積の90%を超える平板状粒子;(d) 少なくとも0.7 μmのECD ;(e)0.07 μm未満の平均厚;(f) 潜像形成性化学増感部位を有するハロゲン化銀平板状粒子、及び粒子表面吸着の分光増感色素を有する乳剤、前記増感部位は、エピタキシャル付着のハロゲン化銀突起部を含み、突起部が、(a) 平板状粒子の周辺エッジの最も近くに配置の平板状粒子部分に限定され、{111 }主面の50%未満を占め、(b) 平板状粒子よりも少なくとも10モル%高いAgCl濃度を有し、(c) {111 }主面間を拡張し突起部とのエピタキシャル接合を形成する、平板状粒子の部分よりも高いヨウ化物濃度を含む。
請求項(抜粋):
(1)分散媒、(2)(a){111}主面を有し、(b)銀に対して70モル%を超える臭化物及び少なくとも0.25モル%のヨウ化物を含有し、(c)総粒子投影面積の90%を超える割合を占め、(d)平均等価円直径が少なくとも0.7μmであり、(e)平均厚さが0.07μm未満であり、そして(f)潜像形成性化学増感部位を平板状粒子の表面に有する、平板状粒子を含むハロゲン化銀粒子、並びに(3)前記平板状粒子の表面に吸着した分光増感色素、を含んでなる乳剤であって、前記表面化学増感部位が、前記平板状粒子とのエピタキシャル接合を形成する岩塩タイプの面心立方結晶格子構造のエピタキシャル付着したハロゲン化銀突起部を含み、前記突起部が、(a)前記平板状粒子の周辺エッジの最も近くに配置される平板状粒子のそれらの部分に限定され、そして前記平板状粒子の{111}主面の50%未満を占め、(b)前記平板状粒子の濃度よりも少なくとも10モル%高い塩化銀濃度を有し、そして(c)前記{111}主面間を拡張し前記突起部とのエピタキシャル接合を形成する、平板状粒子のそれらの部分よりも高いヨウ化物濃度を含むこと、を特徴とする改良された輻射線感受性乳剤。
IPC (3件):
G03C 1/035 ,  G03C 1/07 ,  G03C 1/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る