ポータブル・コンピュータ及びそのキーボード装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：湯浅恭三 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-270015
公開番号（公開出願番号）：特開平9-128119
出願日： 1996年10月11日
公開日（公表日）： 1997年05月16日
要約：

【要約】【課題】キーボード構造の高さを低減する。【解決手段】多層のキー・パッド構造44の上面に、複数のキー支持/ガイド構造110が設けられ、それらの上方にキー・キャップ・メンバ40が配置される。各キー・キャップ・メンバは、該メンバをキー支持/ガイド構造に連結し、かつストローク距離Dだけキー・キャップ・メンバを上下移動可能にする連結手段を備え、各キー支持/ガイド構造は、キー・キャップ・メンバを上方に弾性的に付勢するキー・リターン・ドーム48を備えている。各連結手段は、はさみ状に開閉する2対のアーム82、84を備え、ユーザがキー・キャップ・メンバを押圧すると、該アームが開いてキー・リターン・ドームの突出部108を下方に押圧し、それによりキー・パッド構造の導電パッド52、60が接触して信号を生成する。押圧時にアームが開いてキー・キャップ・メンバの内部上方に収納されるので、十分なストローク距離を得ながら、キーボードの高さを低減できる。

請求項（抜粋）：

コンピュータのキーボード装置において、上面及び底面を有するキー・パッド構造と、キー・パッド構造の上面に相互に離間して位置する複数のキー・キャップ・メンバであって、キー・パッド構造の上面に面している底部側端周囲部と、該底部側端周囲部と境界を接しており、かつ上方に湾曲している内部部分とを有しているキー・キャップ・メンバと、キー・パッド構造の上面に整列して支持された複数のキー支持/ガイド構造であって、キー・キャップ・メンバの下方に配置されており、かつ上面と、キー・パッド構造の上面に平行な方向に、キー・キャップ・メンバの底部側端周囲部の内方に該底部側端周囲部と離間している側端周囲部とを有しているキー支持/ガイド構造と、キー・キャップ・メンバのそれぞれをその下方に位置するキー支持/ガイド構造に移動可能に連結するための連結手段であって、キー・キャップ・メンバがキー・パッド構造の上面から上方に離間している上方伸長位置と、キー支持/ガイド構造がキー・キャップ・メンバの内部の上方に収納される下方縮小位置との間のキー・ストローク距離だけ、キー・キャップ・メンバが移動可能であり、下方縮小位置にあるときに、キー・キャップ・メンバの底部側端周囲部がキー・パッド構造の上面に近接するようにした、連結手段と、キー・キャップ・メンバの各々を上方伸長位置に弾性的に付勢させる付勢手段とを備えていることを特徴とするキーボード装置。

IPC (3件)：

G06F 3/02 310 , H01H 13/20 , H01H 13/70

FI (3件)：

G06F 3/02 310 A , H01H 13/20 A , H01H 13/70 C

引用特許：

審査官引用 (1件)

キーボード装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-215625 出願人：ブラザー工業株式会社

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