特許
J-GLOBAL ID:200903070927243354

プロセス間通信方法およびプロセス間通信用のシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-154376
公開番号(公開出願番号):特開平8-055037
出願日: 1995年06月21日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 マイクロカーネル・アーキテクチャ・システムにおいて、あるタスクから別のタスクに送られるプロセス間通信メッセージのメッセージ制御構造に関する制御登録を提供する。【構成】 クライアントである他のタスクからサーバとしてメッセージの受信を希望する各タスクは、受信すると予想されるメッセージ制御構造をプロセス間通信サブシステムに登録することができる。このサブシステムは、登録ID番号を発行し、ポート名とメッセージ制御構造の形式とともにその番号をメッセージ制御構造テーブルに格納する。そのテーブルに格納されているか、またはテーブル内のポインタによって指し示されるメッセージ制御構造形式記述は、同じ登録IDの使用を意図するクライアントからのメッセージを妥当性検査するためにプロセス間通信サブシステムが後で使用するテンプレートである。
請求項(抜粋):
マイクロカーネル・アーキテクチャにおけるプロセス間通信用のシステムであって、データ処理システム内にあって、データおよびプログラム式命令を格納するメモリ手段と、前記メモリ手段内にあって、前記メモリ手段内の複数のタスク間の動作を調整するマイクロカーネル手段と、前記マイクロカーネル手段内にあって、前記メモリ手段内の複数のタスク間のメッセージ引渡しを調整するプロセス間通信手段と、前記メモリ手段内にあって、第1の通信ポートと第1の組のポート権とを定義する1組の属性を有し、それが受信できるメッセージ用の第1のメッセージ制御構造形式を有する第1のタスクと、前記メモリ手段内にあって、第2の通信ポートと第2の組のポート権とを定義する1組の属性を有し、それが送信できるメッセージ用の第2のメッセージ制御構造形式を有する第2のタスクと、前記メモリ手段に結合され、前記プログラム式命令を実行するプロセッサ手段と、前記メモリ手段内にあって前記第1のタスクに関連し、前記プロセッサ手段内での実行のために前記プログラム式命令を提供する第1のスレッドと、前記メモリ手段内にあって前記第2のタスクに関連し、前記プロセッサ手段内での実行のために前記プログラム式命令を提供する第2のスレッドと、前記プロセス間通信手段内にあって、前記第1のタスク用のメッセージ制御構造テンプレートとして前記第1のメッセージ制御構造形式を登録し、前記第1のタスクに登録IDを発行するメッセージ引渡しライブラリ手段とを含み、前記第2のスレッドが、前記第2のタスクから前記第1のタスクへ前記第2のメッセージ制御構造形式とともに登録要求を送信し、前記第1のスレッドが、前記第1のタスク用の前記第2のメッセージ制御構造形式の妥当性検査を行い、前記第2のタスクに前記登録IDを送信し、前記第2のタスクが、前記第1のタスクに転送するために前記プロセス間通信手段に前記登録IDとともにメッセージを送信し、前記メッセージ引渡しライブラリ手段が、前記第2のタスクからの前記メッセージとの比較のために、前記登録IDを使用して前記メッセージ制御構造テンプレートにアクセスし、それに対する応答として、前記プロセス間通信手段が前記メッセージを前記第1のタスクに転送する、システム。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 15/163
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-288918
  • 特開平1-270163
  • 協調作業支援方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-207924   出願人:沖電気工業株式会社
全件表示

前のページに戻る