特許
J-GLOBAL ID:200903070930506005

映像カット点検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-182024
公開番号(公開出願番号):特開平8-046864
出願日: 1994年08月03日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 被写体の動きや、カットの手ぶれによって生じる検出誤りを軽減することのできる検出性能の良い映像カット点検出方法を提供する。【構成】 映像データ列を画像平面座標x,yと時間tの3次元配列である時空間画像として構成(101)し、ある時刻tにおける時空間画像の勾配ベクトル(ΔxI,ΔyI,ΔtI)を算出する(102)。この勾配ベクトルは、輝度や色の変化がカット点のところで、x,y方向には小さくt軸方向には絵柄が急に変わるので大きいためt軸に対し平行に近くなる。そこで、t軸に平行に近い勾配ベクトルが多いか否かを示す値を、条件式を満たす画素のカウント値count1,count2により、diff=count2/count1で求める(103〜105)。このdiffが閾値θ3より大きい場合に、その時刻をカット点と判定する(106)。以上を時刻tについて逐次行う(107)。
請求項(抜粋):
映像を構成する画像データ列からカット点を検出する映像カット点検出方法において、画像平面座標x,yと時間tを変数とみなして画像データ列から勾配ベクトルを計算する手順と、該勾配ベクトルのうちt軸に平行に近いものの数が多い時刻をカット点として出力する手順と、を有することを特徴とする映像カット点検出方法。

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