特許
J-GLOBAL ID:200903070934455057

車両の前輪アクスル用回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-137035
公開番号(公開出願番号):特開2000-326748
出願日: 1999年05月18日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】【課題】 電磁クラッチを制御することで、車両の加速時は直結4WDと同等の駆動性を得ることができ、旋回中はタイトコーナブレーキング現象を防止し、かつ、エンジンブレーキトルクを自動的に4輪に分配することができる前輪アクスル用回転伝達装置を提供する。【解決手段】 前後輪を直結した4輪駆動車の前輪アクスルに装着され、駆動力の伝達、遮断の切り換えを行う車両の前輪アクスル用回転伝達装置において、カム部材17と外輪15を内外に回転可能に嵌合させ、そのカム部材17と外輪15の間に、保持器22と両方向係合可能な複数のローラ25とを収納して2方向クラッチAを形成すると共に、ロータ33を外輪15側に連結した電磁クラッチBを併設し、車両の全輪の回転数をセンサで検出し、前後輪の回転数差と、予め設定した設定値とを比較し、後輪側の回転数がその設定値を越えた時に、上記電磁クラッチBをONすることにより、2方向クラッチAを結合させる。
請求項(抜粋):
前後輪を直結した4輪駆動車の前輪アクスルに装着され、駆動力の伝達、遮断の切り換えを行う車両の前輪アクスル用回転伝達装置において、駆動部材と従動部材を内外に回転可能に嵌合させ、その駆動部材と従動部材の間に、保持器と両方向係合可能な複数のローラとを収納して2方向クラッチを形成すると共に、ロータを従動部材側に連結した電磁クラッチを併設し、電磁クラッチに対する外部からの信号により上記保持器をロータと着脱可能にしたことを特徴とする車両の前輪アクスル用回転伝達装置。
IPC (2件):
B60K 23/08 ,  B60K 17/344
FI (2件):
B60K 23/08 C ,  B60K 17/344 B
Fターム (17件):
3D036GA12 ,  3D036GB05 ,  3D036GD08 ,  3D036GG40 ,  3D036GG55 ,  3D036GH20 ,  3D036GH22 ,  3D036GH25 ,  3D036GJ17 ,  3D043EA02 ,  3D043EA16 ,  3D043EB03 ,  3D043EB07 ,  3D043EB12 ,  3D043EE07 ,  3D043EE08 ,  3D043EE09
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • クラッチ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-054017   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 4輪駆動システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-036079   出願人:エヌティエヌ株式会社

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