特許
J-GLOBAL ID:200903070967532642
ラマンスペクトル検出方法及びラマンスペクトル検出装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
渡辺 望稔
, 三和 晴子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-119531
公開番号(公開出願番号):特開2009-270852
出願日: 2008年05月01日
公開日(公表日): 2009年11月19日
要約:
【課題】検出面の増強電場の増強度によらず、被検体の量や試料中の濃度を定量的に検出することができるラマンスペクトル検出方法を提供することにある。【解決手段】被検体から生じるラマンスペクトルのとは異なるを1つ以上持つラマンスペクトルが既知のリファレンス物質と被検体とを混合した液体試料を検出面に接触させる液体試料接触ステップと、液体試料が接した検出面に励起光を照射し、液体試料から発生するラマン散乱光を検出する散乱光検出ステップと、散乱光検出ステップで検出したラマン散乱光のスペクトルから、リファレンス物質のラマンスペクトルと被検体のラマンスペクトルとを抽出し、リファレンス物質のラマンスペクトルに基づいて被検体のラマンスペクトルを規格化する規格化ステップとを有することで上記課題を解決する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被検体を検出面に接触させ、または前記検出面の近傍に位置させ、前記検出面に励起光を照射し、前記被検体から生じるラマン散乱光を増強させ、増強させた前記ラマン散乱光をラマンスペクトルの信号として検出するラマンスペクトル検出方法であって、
前記被検体から生じるラマンスペクトルのピークと異なるピークを1つ以上持つ既知のラマンスペクトルを生じるリファレンス物質と前記被検体とを混合した液体試料を前記検出面に接触させる液体試料接触ステップと、
前記液体試料が接触している前記検出面に前記励起光を照射し、前記液体試料から生じる前記ラマン散乱光を、前記ラマンスペクトルの信号として検出する散乱光検出ステップと、
前記散乱光検出ステップで検出した前記ラマンスペクトルの信号から、前記リファレンス物質の前記ラマンスペクトルの信号および前記被検体のラマンスペクトルの信号を抽出し、前記リファレンス物質の前記ラマンスペクトルの信号強度から前記被検体のラマンスペクトルの信号強度を規格化する規格化ステップとを有することを特徴とするラマンスペクトル検出方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (7件):
2G043AA01
, 2G043DA05
, 2G043DA09
, 2G043EA03
, 2G043GA02
, 2G043GA03
, 2G043GA04
引用特許: