特許
J-GLOBAL ID:200903071007031661

リン含有水の処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内山 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-312851
公開番号(公開出願番号):特開2001-129560
出願日: 1999年11月02日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】リン酸を難溶性のカルシウム塩として分離するリン含有水の処理方法及び装置において、中性に近いpHでの処理が可能であり、薬剤の使用量が少なく、汚泥濃度が高く、汚泥の脱水性が良好で脱水ケーキの発生量を低減することができるリン含有水の処理方法及び装置を提供する。【解決手段】原水のリン濃度を測定し、リン濃度の測定値に基づいて原水に所定量の鉱酸を添加して中和槽に送ると共に、後段の固液分離で得られた生成汚泥の一部に中和槽の被処理水のpHが7.5〜8.6になるように消石灰を混合した後中和槽に送り、その後中和槽で前記の鉱酸を添加された原水と混合して、リン酸をカルシウム塩とした後、固液分離するリン含有水の処理方法、並びに、リン濃度計、鉱酸供給ポンプ、返送汚泥に消石灰を混合する反応槽、被処理水に返送汚泥と消石灰の混合物を添加する中和槽、消石灰の混合量を調節する制御機構、沈殿槽及び汚泥返送ポンプを有する処理装置。
請求項(抜粋):
リン酸を難溶性のカルシウム塩として固液分離するリン含有水の処理方法において、原水のリン濃度を測定し、リン濃度の測定値に基づいて原水に所定量の鉱酸を添加して中和槽に送ると共に、後段の固液分離により得られた生成汚泥の一部に前記中和槽の被処理水のpHが7.5〜8.6になるように消石灰を混合した後中和槽に送り、その後中和槽で前記の鉱酸を添加された原水と混合して、リン酸をカルシウム塩とした後、固液分離することを特徴とするリン含有水の処理方法。
Fターム (7件):
4D038AA08 ,  4D038AB45 ,  4D038BA04 ,  4D038BA06 ,  4D038BB13 ,  4D038BB18 ,  4D038BB19
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • リン酸塩含有廃水の処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-057979   出願人:栗田工業株式会社
  • 特開平3-008490
  • 特開平3-008490
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