特許
J-GLOBAL ID:200903071034061254
燃料電池用膜電極複合体の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
山下 昭彦
, 岸本 達人
, 星野 哲郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-120795
公開番号(公開出願番号):特開2005-302665
出願日: 2004年04月15日
公開日(公表日): 2005年10月27日
要約:
【課題】 本発明は、発電効率の向上に効果的に寄与するように触媒電極層の空孔率を増加させることができ、かつ触媒等の他の部材を劣化させることのない膜電極複合体の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 上記目的を達成するために、本発明は、固体電解質膜材料と、固体電解質膜材料を分散させる第1の溶媒と、上記固体電解質膜材料と親和性を有し、上記第1の溶媒に対して不溶であり、かつ第2の溶媒に対して可溶である造孔用高分子とを少なくとも有する触媒電極層形成用塗工液を調製する塗工液調製工程と、上記触媒電極層形成用塗工液を用いて、固体電解質膜のそれぞれの表面に触媒電極層を形成する触媒電極層形成工程と、上記触媒電極層形成工程において形成された触媒電極層と、上記第2の溶媒とを接触させて上記造孔用高分子を除去し、触媒電極層中に空孔を形成する空孔形成工程とを有することを特徴とする燃料電池用膜電極複合体の製造方法を提供する。【選択図】 無し
請求項(抜粋):
固体電解質膜のそれぞれ表面に触媒電極層が形成されてなる燃料電池用膜電極複合体の製造方法であって、
固体電解質膜材料と、前記固体電解質膜材料を分散させる第1の溶媒と、前記固体電解質膜材料と親和性を有し、前記第1の溶媒に対して不溶であり、かつ第2の溶媒に対して可溶である造孔用高分子とを少なくとも有する触媒電極層形成用塗工液を調製する塗工液調製工程と、
前記触媒電極層形成用塗工液を用いて、前記固体電解質膜のそれぞれの表面に触媒電極層を形成する触媒電極層形成工程と、
前記触媒電極層形成工程において形成された触媒電極層と、前記第2の溶媒とを接触させて前記造孔用高分子を除去し、触媒電極層中に空孔を形成する空孔形成工程と
を有することを特徴とする燃料電池用膜電極複合体の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (4件):
5H026AA06
, 5H026BB04
, 5H026CX04
, 5H026EE18
引用特許:
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