特許
J-GLOBAL ID:200903071042451720

ミシンの下糸切断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-064862
公開番号(公開出願番号):特開2000-254379
出願日: 1999年03月11日
公開日(公表日): 2000年09月19日
要約:
【要約】【課題】 被縫製物に残る下糸の残り長さを短くするとともに釜油による被縫製物の布汚れを防止することを可能とするミシンの下糸切断装置を提供する。【解決手段】 針板2に載置された被縫製物を布送り板4により移動させながら、針板2の針落ち孔2aに沿って移動する針とミシン釜(32)との協働により、被縫製物にかがり縫い目を形成するボタン孔かがりミシンに設けられる。針板2が載置された針板台1と、針落ち孔2aを介して被縫製物からミシン釜(32)に至る下糸の切断を行うための下糸切断手段(例えば固定メス13および動メス18)とを備えたミシンの下糸切断装置である。針板2の近くで下糸切断手段(13,18)を動作させて下糸を切断して被縫製物に残る下糸の残り長さを短くできるように、針板台1は、下糸切断手段(13,18)の動作領域と針板2との間に、針板台1の他の部分より薄く設定されるとともにミシン釜(32)側と針板2側とを遮蔽してミシン釜(32)から針板2側への油の飛散を防止する油飛散防止薄状部50(10b)を有する。
請求項(抜粋):
針板の上に載置された被縫製物を布送り板により保持して該布送り板によって針振り方向に交差する方向に移動させながら、前記針板に形成された針落ち孔に沿って移動する針と、ミシン釜との協働により、被縫製物のボタン孔形成箇所に沿ってかがり縫い目を形成するボタン孔かがりミシンに設けられ、前記針板が載置された針板台と、被縫製物に対する縫い目形成後に、前記針落ち孔を介して被縫製物から前記ミシン釜に至る下糸の切断を行うための下糸切断手段と、を備えたミシンの下糸切断装置において、前記針板の近くで前記下糸切断手段を動作させて下糸を切断することにより下糸の残り長さを短くなし得るように、前記針板台は、前記下糸切断手段の動作領域と前記針板との間に、前記針板台の他の部分より薄く設定されるとともに前記ミシン釜側と前記針板側とを遮蔽して前記ミシン釜から前記針板側への油の飛散を防止する油飛散防止薄状部を有することを特徴とするミシンの下糸切断装置。
IPC (3件):
D05B 65/02 ,  D05B 73/12 ,  D05B 3/06
FI (3件):
D05B 65/02 C ,  D05B 73/12 ,  D05B 3/06 Z
Fターム (8件):
3B150AA24 ,  3B150BA06 ,  3B150CD00 ,  3B150FH03 ,  3B150FH06 ,  3B150FH09 ,  3B150FH20 ,  3B150GB07
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)
  • 特開昭56-049191

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