特許
J-GLOBAL ID:200903071102140893

熱搬送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-013163
公開番号(公開出願番号):特開2000-213821
出願日: 1999年01月21日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 加圧熱交換器(131)で生成した高圧圧力で一方のタンク(141)を加圧し、当該タンク(141)から利用側回路(7)に液冷媒を供給する一方、減圧熱交換器(150)で生成した低圧圧力で他方のタンク(142)を減圧し、当該タンク(142)に利用側回路(7)から液冷媒を回収するように構成された熱搬送装置に対し、タンク(141),(142)の連通状態を切り換える主切換機構(M1)の切換時期を工夫することにより、装置の性能を向上させる。【解決手段】 タンク(141),(142)の空状態及び過充填状態を検出する検出手段として、タンク内に液面センサを設ける。コントローラ(30)は、液面センサの検出信号に基づいて空状態又は過充填状態を検知すると、主切換機構(M1)を切り換える。
請求項(抜粋):
冷媒の搬送駆動力を発生させる駆動力発生回路(6)と、熱源及び利用側熱交換器(5)を有する利用側回路(7)とを備え、該駆動力発生回路(6)から供給した冷媒を該利用側回路(7)で搬送させて該駆動力発生回路(6)に回収する熱搬送装置であって、上記駆動力発生回路(6)には、ガス出入口及び液出入口が形成され、液冷媒を貯留する第1及び第2タンク(141,142)と、冷媒を加熱することにより高圧圧力を生成する加圧熱交換器(131)と、冷媒を冷却することにより低圧圧力を生成する減圧熱交換器(150)と、上記第1タンク(141)を上記加圧熱交換器(131)に連通させて液冷媒を押し出す加圧タンクにすると共に上記第2タンク(142)を上記減圧熱交換器(150)に連通させて液冷媒を吸引する減圧タンクにする第1連通状態と、該第2タンク(142)を該加圧熱交換器(131)に連通させて加圧タンクにすると共に該第1タンク(141)を該減圧熱交換器(150)に連通させて減圧タンクにする第2連通状態とを、交互に切り換える主切換手段(M1)とが設けられ、熱搬送能力を調節する能力制御手段(20)と、上記両タンク(141,142)のうち容量の小さい方のタンクが最大能力運転時に飽和充填状態と空状態とを繰り返す周期と等しい所定周期毎に、上記主切換手段(M1)を切り換える主切換制御手段(31)とを備えている熱搬送装置。
IPC (2件):
F25B 13/00 104 ,  F25B 1/00 399
FI (2件):
F25B 13/00 104 ,  F25B 1/00 399 Y
Fターム (5件):
3L092GA10 ,  3L092HA13 ,  3L092KA03 ,  3L092KA07 ,  3L092LA03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 熱搬送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-024062   出願人:ダイキン工業株式会社

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