特許
J-GLOBAL ID:200903071102457161

音響計測装置及び音響計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 角田 芳末 ,  伊藤 仁恭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-181146
公開番号(公開出願番号):特開2009-019911
出願日: 2007年07月10日
公開日(公表日): 2009年01月29日
要約:
【課題】超音速ジェット気流によって生じるジェット騒音(スクリーチ)の音源位置を正確に把握するための計測システムを実現する。【解決手段】シュリーレン光学系にて、高速光センサを用いて、計測点をずらしながら高速サンプリングを行う。サンプリングで取得した値はジェット気流の中心から円弧状に生じる密度勾配によって光路が曲げられた結果である。この値を高速離散フーリエ変換して、騒音を構成する周波数成分に分解する。その後、特定の周波数に属するデータについてアーベル変換を施し、ジェット気流の中心から半径方向の密度勾配を得る。得られた密度勾配をグラフ表示で可視化すると、音源の位置や気流の状態を精緻に把握できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
気流中に光を貫通させる光学系と、 所定のサンプル周波数にて前記光の輝度を数値データに変換するインターフェースと、 前記インターフェースから得られる輝度とサンプル時間と、前記光学系の計測位置情報をデータとして記憶する第1記憶部と、 前記第1記憶部に記憶されている、前記計測位置情報に係る前記サンプル時間情報と前記輝度データをフーリエ変換して、周波数情報と振幅データを得るフーリエ変換部と、 前記計測位置情報と周波数と振幅をデータとして記憶する第2記憶部と、 前記第2記憶部に蓄積されているデータについて、特定の周波数成分に係るデータを選択的に取り出す解析対象周波数選択部と、 前記解析対象周波数選択部で選択された前記データを、前記気流の中心からの半径位置における前記気流中の密度勾配の情報に変換するアーベル変換部と、 前記アーベル変換部にて得られた半径位置情報と前記密度勾配をデータとして記憶する第3記憶部と、 前記第3記憶部に蓄積されているデータについて、可視化処理する表示処理部と、 前記表示処理部の結果を表示するディスプレイと を具備することを特徴とする、音響計測装置。
IPC (2件):
G01H 3/00 ,  G01H 9/00
FI (2件):
G01H3/00 A ,  G01H9/00 B
Fターム (7件):
2G064AB15 ,  2G064BA07 ,  2G064BA08 ,  2G064BC02 ,  2G064BC21 ,  2G064BC32 ,  2G064CC43

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