特許
J-GLOBAL ID:200903071103784344
インクジェット記録ヘッド
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
高野 明近
, 岩野 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-079443
公開番号(公開出願番号):特開2004-284196
出願日: 2003年03月24日
公開日(公表日): 2004年10月14日
要約:
【課題】圧力吸収体による共通液室の圧力減衰効果と、圧力吸収体自身の共振による副作用を抑えて、高品質な画像を高速で印字できるようにする。【解決手段】インクジェット記録ヘッドは、図示しない加圧液室が連通部を介して接続された共通液室9と、各加圧液室内部の圧力を変化させる図示しない圧力変換手段とを備え、各加圧液室に設けられた複数のノズルからインク滴を吐出する。複数の加圧液室4が配列された方向をX方向としたときに、共通液室9を構成するX方向に延びた壁面に、他の壁面よりも剛性が低く、振動によって圧力を吸収する圧力吸収体20によるダンパ面が形成されている。ダンパ面は、共通液室9のX方向全長に渡っては形成されずに、部分的にダンパ面の存在しない領域がある。これにより、共通液室9の形状に依存せずに圧力吸収体20の剛性を調整でき、噴射特性を安定化させ、高速駆動でも良好な画質を得ることができる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
複数のインク加圧液室が配置された加圧液室基板と、各前記加圧液室が連通部を介して接続された共通液室と、各前記インク加圧液室内部の圧力を変化させる圧力変換手段とを備え、各前記インク加圧液室にそれぞれ連通した複数のノズルからインク滴を吐出することによって、被記録媒体に画像情報を記録するインクジェット記録ヘッドにおいて、前記インク加圧液室が配列された方向をX方向としたときに、前記共通液室を構成する壁面のうち、前記X方向に延びた壁面の少なくとも一部の面には、他の壁面よりも剛性が低く、振動によって圧力を吸収するダンパ面が構成され、該ダンパ面は、前記共通液室のX方向全長に渡っては形成されずに、該X方向において部分的に前記ダンパ面の存在しない領域が形成されていることを特徴とするインクジェット記録ヘッド。
IPC (2件):
FI (1件):
Fターム (5件):
2C057AF40
, 2C057AG55
, 2C057AG75
, 2C057BA04
, 2C057BA14
引用特許:
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