特許
J-GLOBAL ID:200903071106403783

2衛星受信用一次放射器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-077581
公開番号(公開出願番号):特開平11-274847
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 近接した2つの人工衛星からの送信電波を同一のパラボラ反射鏡を用いて受信するために、各衛星に対応したホーンを一部変形させることにより隣接させた2衛星受信用一次放射器において、各ホーンをコルゲートホーンとして構成することなく、良好な受信特性が得られるようにする。【解決手段】 円錐ホーン10a,10bを、その内周面の一部が各ホーンの中心軸に平行な平面となるように、遮蔽板14を挟んで近接配置した一次放射器2において、各円錐ホーン10a,10bの外周部分に、溝部16を介して外壁18を形成することにより、指向特性改善用のチョークを形成し、更に、遮蔽板14及び外壁18の高さを、各ホーンの開口端よりも高くする。また、外壁18は、遮蔽板14との接続部分では、遮蔽板14と同じ高さにし、遮蔽板14から離れるに従い除々に高くなるように傾斜させる。
請求項(抜粋):
2つの人工衛星から送信され、同一のパラボラ反射鏡にて反射・収束された電波を夫々受け入れ、該電波を導波管を介してアンテナ給電部に導く一対のホーンを備え、該各ホーンの開口端側内周面の一部が各ホーンの中心軸に平行な平面となるように、該平面を形成する遮蔽板を挟んで前記各ホーンを近接配置することにより、近接した2つの人工衛星からの送信電波を同一のパラボラ反射鏡を用いて受信できるようにした2衛星受信用一次放射器であって、前記遮蔽板を除く前記各ホーンの外周部分に、所定幅を有する溝部を挟んで前記各ホーンの周囲を囲む外壁を形成すると共に、前記遮蔽板を該外壁まで延設することにより、前記各ホーンの周囲に指向特性改善用のチョークを形成し、更に、前記外壁及び前記遮蔽板の前記溝部の底面からの高さを、前記遮蔽板を除く前記各ホーンの開口端部よりも高くしたこと特徴とすることを特徴とする2衛星受信用一次放射器。
IPC (5件):
H01Q 19/17 ,  H01P 1/10 ,  H01P 1/161 ,  H01Q 13/02 ,  H01Q 25/00
FI (5件):
H01Q 19/17 ,  H01P 1/10 ,  H01P 1/161 ,  H01Q 13/02 ,  H01Q 25/00
引用特許:
審査官引用 (8件)
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引用文献:
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