特許
J-GLOBAL ID:200903071143333191

架橋性シリル基含有重合体の製造方法、および硬化性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-155935
公開番号(公開出願番号):特開2003-048921
出願日: 2002年05月29日
公開日(公表日): 2003年02月21日
要約:
【要約】【課題】 水系重合の手法にも適用可能であり、ほとんど精製する必要がなく、耐油性、耐熱性、耐候性、低汚染性、および圧縮永久歪特性に優れた、架橋性シリル基含有重合体の製造方法、および該重合体を含有し、取り扱いが容易な硬化性組成物を提供すること。【解決手段】 チオカルボニルチオ基を有する特定構造の化合物の存在下で、ビニル系単量体をラジカル重合することにより、チオカルボニルチオ基を有する重合体を得る工程;得られた重合体のチオカルボニルチオ基をメルカプト基に変換する工程;該メルカプト基を利用して、該重合体を一分子中に架橋性シリル基とイソシアナト基とを有する化合物とカップリングさせる工程を包含する、架橋性シリル基含有重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】(式中、R1は炭素数1以上のp価の有機基であり、該p価の有機基は、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、ハロゲン原子、ケイ素原子、リン原子、および金属原子のうちの少なくともひとつを含んでいてもよく、高分子量体であってもよく;Z1は水素原子、ハロゲン原子、または炭素数1以上の1価の有機基であり、該1価の有機基は、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、ハロゲン原子、ケイ素原子、およびリン原子のうちの少なくともひとつを含んでいてもよく、高分子量体であってもよく;Z1が複数個存在する場合、それらは互いに同一でもよく、異なっていてもよく;pは1以上の整数である)で示される化合物、および一般式(2)【化2】(式中、R2は炭素数1以上の1価の有機基であり、該1価の有機基は、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、ハロゲン原子、ケイ素原子、リン原子、および金属原子のうちの少なくともひとつを含んでいてもよく、高分子量体であってもよく;Z2は酸素原子(q=2の場合)、硫黄原子(q=2の場合)、窒素原子(q=3の場合)、または炭素数1以上のq価の有機基であり、該q価の有機基は、窒素原子、酸素原子、硫黄原子、ハロゲン原子、ケイ素原子、およびリン原子のうちの少なくともひとつを含んでいてもよく、高分子量体であってもよく;R2は互いに同一でもよく、異なっていてもよく;qは2以上の整数である)で示される化合物から選ばれる、少なくとも1種のチオカルボニルチオ基を有する化合物の存在下で、ラジカル重合可能なビニル系単量体をラジカル重合することにより、チオカルボニルチオ基を有する重合体を得る工程;得られた重合体のチオカルボニルチオ基をメルカプト基に変換する工程;および該メルカプト基を介して、該重合体を一分子中に架橋性シリル基とイソシアナト基とを有する化合物とカップリングさせる工程;を包含する、架橋性シリル基含有重合体の製造方法。
IPC (4件):
C08F 8/42 ,  C08F 2/38 ,  C08F 8/04 ,  C07F 7/18
FI (4件):
C08F 8/42 ,  C08F 2/38 ,  C08F 8/04 ,  C07F 7/18 P
Fターム (42件):
4H049VN01 ,  4H049VP01 ,  4H049VQ44 ,  4H049VR21 ,  4H049VR22 ,  4H049VR42 ,  4H049VR43 ,  4H049VU32 ,  4J011AA05 ,  4J011PA45 ,  4J011PA47 ,  4J011PA50 ,  4J011PB40 ,  4J011PC02 ,  4J011PC06 ,  4J011PC07 ,  4J011PC13 ,  4J100BA34H ,  4J100BA52H ,  4J100BA77H ,  4J100DA01 ,  4J100DA04 ,  4J100DA36 ,  4J100DA52 ,  4J100DA62 ,  4J100FA03 ,  4J100FA04 ,  4J100FA19 ,  4J100FA28 ,  4J100FA39 ,  4J100HA03 ,  4J100HA08 ,  4J100HA35 ,  4J100HA61 ,  4J100HB25 ,  4J100HC43 ,  4J100HC51 ,  4J100HC78 ,  4J100HD04 ,  4J100HD07 ,  4J100JA03 ,  4J100JA05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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