特許
J-GLOBAL ID:200903071178742175

乾燥システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉川 晃司 ,  吉川 明子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-200622
公開番号(公開出願番号):特開2007-017107
出願日: 2005年07月08日
公開日(公表日): 2007年01月25日
要約:
【課題】従来の乾燥システムではエネルギー効率が悪かった。【解決手段】圧縮冷凍システムを利用し、凝縮器を、系外に熱を放出する排熱量調整可能な調整用凝縮器13と、処理槽5内に装入された含水性の被乾燥処理物(W)に熱を供給することで処理物(W)中の水分を蒸発させて湿り空気を生成する加温用凝縮器11とに分割させた。水蒸気の凝縮熱を蒸発器17で冷媒の熱として回収し、この回収した熱を加温用凝縮器11で放出して被乾燥処理物(W)中の水分の気化熱に利用し、余剰の熱を調整用凝縮器13によって系外に排出することにより、消費エネルギーが0.5kWh程度と従来の電気ヒーター方式に比べて3分の1程度のエネルギーで済むようになった。また、立上り運転期間は四方弁19を切替えて調整用凝縮器13を吸熱用蒸発器として使用することで使用エネルギーを抑制し、かつ立上り期間を短縮化することに成功した。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器等を冷媒循環経路で接続してなる圧縮冷凍サイクル部を利用した閉鎖系の乾燥システムにおいて、 前記凝縮器を2分割して設けた、処理槽内に挿入された含水性の被乾燥処理物に凝縮器の熱を供給することで前記被乾燥処理物から水分を蒸発・分離させて湿り空気を生成する加温用凝縮器と、前記加温用凝縮器の下流側に接続され、系外に熱を排出する排熱量調整可能な調整用凝縮器と、前記湿り空気から熱を奪うことで除湿する除湿用蒸発器と、系外から熱を吸収する吸熱用蒸発器と、前記処理槽内で湿り空気を除湿される部位に導き且つ除湿後の空気を前記被乾燥処理物に導く槽内空気循環手段と、通常運転期間に前記加温用凝縮器における冷媒凝縮圧力を一定に調整する凝縮圧力制御手段と、立上り運転期間に前記吸熱用蒸発器を動作させると共に前記除湿用蒸発器の動作を停止させて前記した一定の凝縮圧力まで上げる立上り制御手段とを備えることを特徴とする乾燥システム。
IPC (6件):
F26B 21/00 ,  F25B 1/00 ,  F25B 6/04 ,  F26B 11/16 ,  F26B 21/04 ,  F26B 25/00
FI (7件):
F26B21/00 F ,  F25B1/00 304F ,  F25B1/00 371B ,  F25B6/04 Z ,  F26B11/16 ,  F26B21/04 D ,  F26B25/00 A
Fターム (9件):
3L113AA03 ,  3L113AB02 ,  3L113AC22 ,  3L113AC25 ,  3L113AC58 ,  3L113BA18 ,  3L113CB14 ,  3L113CB23 ,  3L113DA02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 乾燥システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-072180   出願人:株式会社グリーンセイジュ
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-086478
  • 乾燥システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-072180   出願人:株式会社グリーンセイジュ
  • 特開平4-208367
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