特許
J-GLOBAL ID:200903071190507157

快削ステンレス鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-024513
公開番号(公開出願番号):特開2003-221654
出願日: 2002年01月31日
公開日(公表日): 2003年08月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 耐食性とともに、熱間加工性及び冷間加工性を従来のステンレス鋼と遜色のないものにしつつも、被削性が大幅に改善され、さらに耐アウトガス性が大幅に改善された快削性ステンレス鋼を提供する。【解決手段】 Feを主成分としてNiを含有しないか、または含有していてもその含有率が2.0質量%以下であり、Crを7〜35質量%、Cを0.01〜0.4質量%の範囲にてそれぞれ含有する。また、Tiの質量含有率をWTi(質量%)、Zrの質量含有率をWZr(質量%)として、WTi+0.52WZrが0.03〜3.5質量%となるようにTiとZrとの少なくともいずれかを含有する。さらに、0.01〜1質量%のSと0.01〜0.8質量%のSeとの少なくともいずれかを含有する。
請求項(抜粋):
Feを主成分としてNiを含有しないか、または含有していてもその含有率が2.0質量%以下であり、Crを 7〜35質量%、Cを0.01〜0.4質量%の範囲にてそれぞれ含有し、Tiの質量含有率をWTi(質量%)、Zrの質量含有率をWZr(質量%)として、WTi+0.52WZrが0.03〜3.5質量%となるようにTiとZrとの少なくともいずれかを含有し、また、0.01〜1質量%のSと0.01〜0.8質量%のSeとの少なくともいずれかを含有し、Ti及び/又はZrを金属元素成分の主成分とし、該金属元素成分との結合成分として、Cを必須とし、S、Se及びTeの少なくともいずれかを含有する快削性付与化合物相が組織中に分散形成されてなり、さらに、Ti、Zr、C、S及びSeの各mol含有率をMTi、MZr、MC、MS及びMSe(単位:それぞれmol%)とし、α≡MC/(MTi+MZr);β≡(MS+MSe)/(MTi+MZr)として、0.05≦α≦0.8;0.27≦β≦0.8;及び、α-0.45≦β≦α+0.65;となるように、Ti、Zr、C、S及びSeの各含有率が定められてなることを特徴とする快削ステンレス鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/60
FI (3件):
C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/00 302 E ,  C22C 38/60
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • Pbフリー型フェライト系快削ステンレス鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-070257   出願人:石田清仁, 経済産業省産業技術総合研究所長, 及川勝成, 大同特殊鋼株式会社, 東北特殊鋼株式会社
  • 快削合金材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-251626   出願人:石田清仁, 経済産業省産業技術総合研究所長, 及川勝成, 大同特殊鋼株式会社, 東北特殊鋼株式会社
  • フェライト系快削ステンレス鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-221433   出願人:石田清仁, 独立行政法人産業技術総合研究所, 及川勝成, 大同特殊鋼株式会社, 東北特殊鋼株式会社
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