特許
J-GLOBAL ID:200903071221042280
放電加工用電極線及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平田 忠雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140877
公開番号(公開出願番号):特開平9-300136
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 Znを表面層に用いたことにより加工速度の向上を図っているが、更なる加工速度の向上、及び高速加工時の耐断線性の向上が望まれている。また、表面合金層のZn濃度が高いと冷間加工時にクラックが入り、後の電極線の取扱時の信頼性に問題が生じる。【解決手段】 放電加工用電極線1は、Cu-Zr合金による芯材2と、この芯材2の表面に被覆される表面合金層3から成る。表面合金層3にはCu-Zn合金が用いられ、内周部と外周部でZn濃度を異ならせた2層状態の構造であり、外周部のZn濃度を内周部より低くした。これにより、表面合金層3の表層部にα相が形成され、内側に加工速度を確保するβ相が形成されるので、冷間加工を行ってもβ相に起因する割れ等は生じない。
請求項(抜粋):
Cu-Zr合金による芯材と、前記芯材の表面に被覆され、外周部のZn濃度が内周部よりも低いCu-Zn合金を用いた表面合金層とを具備することを特徴とする放電加工用電極線。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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