特許
J-GLOBAL ID:200903071239223702

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-264944
公開番号(公開出願番号):特開平7-116163
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】本発明は、配列された複数の超音波振動子で超音波を送受信して被検体内部の断層像を得る超音波診断装置に関し、ダイナミックアパチャ制御における制御データ量が大幅に削減し、また超音波探触子の仕様変更にも容易に対処し得るようにする。【構成】超音波探触子識別情報、深度情報等に基づいて重み分布を求めて各チャネルの受信信号の増幅率を制御する。
請求項(抜粋):
被検体内に超音波を送信するとともに該被検体内で反射された超音波を受信して各受信信号を得る、所定の方向に配列された複数の超音波振動子を備えた、着脱自在な複数の超音波探触子と、被検体内部に超音波ビームが形成されるように、各所定のタイミングの高電圧パルスを生成して前記超音波振動子をそれぞれ駆動する複数の送信ドライバと、前記超音波振動子それぞれで得られた各受信信号をそれぞれ増幅する利得可変の複数の増幅器と、前記複数の増幅器それぞれの利得を制御する利得制御手段と、被検体内部に延びる複数の走査線それぞれに沿う該被検体内部の断層像をそれぞれ担持する信号が順次得られるように、各走査線毎に、前記増幅器から出力された各受信信号をそれぞれ遅延して互いに加算する遅延加算手段と、前記遅延加算手段の出力信号に基づいて被検体内部の断層像を表示する表示手段とを備えた超音波診断装置において、前記利得制御手段が、使用される前記超音波探触子を表わす探触子識別情報と、被検体内の超音波の反射深度を表わす深度情報とに基づいて、前記遅延加算手段における加算に寄与する受信信号を得る前記超音波振動子の群に対応する受信開口の開口幅を表わす開口幅情報を生成する開口幅生成手段と、前記探触子識別情報と前記深度情報とに基づいて、前記受信開口内部の相対的な重み形状を表わす重み形状情報を生成する重み形状生成手段と、前記開口幅情報と、走査線を互いに識別する走査線情報とに基づいて、前記受信開口の中心位置を表わす開口中心情報を生成する開口中心生成手段と、前記開口幅情報と、前記開口中心情報と、前記超音波振動子を互いに識別する振動子情報とに基づいて、前記振動子情報が表わす前記超音波振動子の、前記受信開口内の相対的な重み位置を表わす重み位置情報を生成する重み位置生成手段と、前記重み形状情報と前記重み位置情報とに基づいて、前記振動子情報が表わす前記超音波振動子に対応する前記増幅器を所定の利得に制御するための利得制御情報を求める利得生成手段とを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
IPC (4件):
A61B 8/00 ,  G01B 17/00 ,  G01N 29/22 501 ,  G01S 15/89
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 超音波診断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-269863   出願人:富士通株式会社
  • 特開平4-225187

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