特許
J-GLOBAL ID:200903071244772102

内燃機関の点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-115513
公開番号(公開出願番号):特開平11-303721
出願日: 1998年04月24日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 成層燃焼を行う筒内噴射ガソリンエンジンにおいて、燃費の悪化を招くことなく良好な着火性を確保することができる点火装置を提供する。【解決手段】 成層燃焼時においては、燃焼室全体に希薄な混合気を形成し、点火プラグ20の周りだけに可燃混合気を形成して燃焼させるので、放電の時期に可燃混合気が点火プラグ20の周りに形成されていないと失火する恐れがある。そこで、成層燃焼時には放電期間を比較的長くして確実に着火させると共に、均質燃焼時には放電期間を短くしてエネルギー消費を低減するために、エンジン運転状態検出手段50によって検出される運転状態に応じて、高電圧印加装置30が点火プラグ20へ高電圧を供給開始する時期と供給終了する時期を、エンジン制御ユニット40によって最適に制御する。
請求項(抜粋):
気筒内へ直接に燃料を噴射する筒内直噴火花点火式エンジンにおいて、前記気筒内の燃焼室へ突出するように取り付けられた点火プラグと、前記エンジンの圧縮行程の所望のタイミングにおいて前記点火プラグに火花放電を生じるように高電圧の供給を開始すると共に所望の期間だけ高電圧の供給を継続することができる高電圧印加装置と、前記高電圧印加装置が前記点火プラグに対して高電圧の供給を開始するタイミングおよび供給を終了するタイミングを制御するためのエンジン制御ユニットと、前記エンジン制御ユニットが前記エンジンの運転状態に応じて前記タイミングを制御するためのエンジン運転状態検出手段とを備えていると共に、前記エンジン制御ユニットが、前記エンジンの運転状態に応じて前記エンジンの圧縮行程において前記気筒内へ燃料を噴射して前記点火プラグの周りにのみ混合気が存在する成層化した混合気状態を形成して燃焼させる成層燃焼時には、前記エンジンの吸気行程において前記気筒内へ燃料を噴射して前記気筒内に均質化した混合気状態を形成して燃焼させる均質燃焼時よりも、前記点火プラグにおける放電期間が長くなるように制御することを特徴とする内燃機関の点火装置。
IPC (4件):
F02P 9/00 302 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/02 ,  F02P 3/01
FI (4件):
F02P 9/00 302 A ,  F02D 41/02 301 A ,  F02D 41/02 301 F ,  F02P 3/01 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-179860
  • 特開昭63-138122
  • 特開平4-179859
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