特許
J-GLOBAL ID:200903071307609649
示差走査熱量計
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂上 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-236209
公開番号(公開出願番号):特開2003-042985
出願日: 2001年08月03日
公開日(公表日): 2003年02月13日
要約:
【要約】【課題】 入力補償型と同等以上の応答性を得ながら熱流束型の特長であるベースラインの安定性を得る構造の示差走査熱量計の構成を維持しながら、試料および参照物質の昇降温も熱溜の昇降温に対して応答良く追従する示差走査熱量計を提供すること。【解決手段】 試料ホルダーと熱溜の間の熱流路を熱伝導の良い金属材料で形成した熱流束型示差走査熱量計の構造で、その試料ホルダー、参照ホルダーに入力補償用ヒータを取りつけた。
請求項(抜粋):
熱良導体から成り内部に試料及び参照物質を収納するための空間を有する熱溜と、時間ごとの温度目標値を出力するプログラム温度関数発生器と、前記プログラム温度関数発生器の出力に応じて前記熱溜の温度を制御する熱溜温度制御器と、前記試料と参照物質を載置するための試料ホルダー及び参照ホルダーと、前記熱溜と前記試料ホルダー間および前記熱溜と前記参照ホルダー間に設けられた金属材料による熱流路と、前記試料ホルダーと参照ホルダーとの温度差を検出するため前記試料ホルダーと参照ホルダーに設けられた温度差検出器とからなる熱流束型の構造を持つ示差走査熱量計において、前記試料ホルダー及び参照ホルダーの表面または裏面に、薄い電気絶縁層を介してそれぞれ試料側ヒータおよび参照側ヒータを取りつけるとともに、前記温度差検出器で検出された温度差信号を入力し温度差を零に戻す様に前記試料側ヒータおよび参照ヒータへ適切な電流を出力する示差熱補償回路と、前記示差熱補償回路の出力から試料側ヒータ、参照側ヒータでの消費電力の差を算出する演算器を備え、前記演算器からの出力を示差熱流信号として出力する様に構成した示差走査熱量計。
Fターム (14件):
2G040AB08
, 2G040AB10
, 2G040AB12
, 2G040CA02
, 2G040CB03
, 2G040CB14
, 2G040CB16
, 2G040DA02
, 2G040EA02
, 2G040EB02
, 2G040EC08
, 2G040EC09
, 2G040FA04
, 2G040HA06
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
示差走査熱量計
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-330650
出願人:セイコーインスツルメンツ株式会社
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熱測定装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-182508
出願人:真空理工株式会社
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