特許
J-GLOBAL ID:200903071455600537

直交復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-115958
公開番号(公開出願番号):特開2003-309615
出願日: 2002年04月18日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 簡単な調整アルゴリズムを用い、また調整用回路を大きく追加することなく直交復調器内部でI信号とQ信号の高精度な調整が行えるようにすること。【解決手段】 直交復調されたI信号とQ信号をデジタル変換するA/D変換器109,110と、その後段に加算器111,112及び乗算器113,114とを設けるとともに、PLL発振器106に用いる基準周波数を分周する分周器116と、その分周信号とローカル信号をミキシングするミキサ115と、ミキサ出力と通常入力信号とを直交復調器に入力することを切り替えるセレクタ101とを設け、調整モード時に調整値を求め、その求めた調整値を通常動作モード時に反映できる構成とした。
請求項(抜粋):
ローカル信号の生成に用いる基準周波数信号を分周する分周手段と、前記分周手段の出力と前記ローカル信号とをミキシングするミキサと、直交復調器の入力信号として切換信号が通常動作モードを示すとき受信信号を選択し、前記切換信号が調整モードを示すとき前記ミキサの出力を選択する選択手段と、同相成分信号と直交成分信号とをそれぞれデジタル信号に変換する同相側A/D変換手段及び直交側A/D変換手段と、前記同相側A/D変換手段の出力値と同相側第1制御値とを加算する同相側加算手段及び前記直交側A/D変換手段の出力値と直交側第1制御値とを加算する直交側加算手段と、前記同相側加算手段の出力と同相側第2制御値とを乗算し、デジタル同相成分信号として出力する同相側乗算手段及び前記直交側加算手段の出力と直交側第2制御値とを乗算し、デジタル直交成分信号として出力する直交側乗算手段と、前記調整モードを示す前記切換信号を発生し、前記同相側乗算手段及び前記直交側乗算手段の出力に基づき、前記同相側第1制御値と前記直交側第1制御値とを操作してDCオフセット誤差キャンセル値を求め、かつ前記同相側第2制御値と前記直交側第2制御値とを操作して振幅誤差キャンセル値を求め、前記通常動作モードを示す前記切換信号を発生し、前記同相側第1制御値と前記直交側第1制御値として前記DCオフセット誤差キャンセル値を用い、かつ前記同相側第2制御値と前記直交側第2制御値として前記振幅誤差キャンセル値を用いる制御手段と、を具備することを特徴とする直交復調器。
IPC (2件):
H04L 27/38 ,  H04L 27/22
FI (2件):
H04L 27/00 G ,  H04L 27/22 Z
Fターム (8件):
5K004AA05 ,  5K004AA08 ,  5K004FD03 ,  5K004FD05 ,  5K004FH04 ,  5K004JD03 ,  5K004JD05 ,  5K004JH03
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る