特許
J-GLOBAL ID:200903071458085714
燃料電池用金属セパレータ、燃料電池用金属セパレータの製造方法及び燃料電池
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-434671
公開番号(公開出願番号):特開2005-190968
出願日: 2003年12月26日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【課題】 Au等の被覆厚さが小さくても、下地の本体部の腐食を効果的に防止し、加工性が良好な燃料電池用金属セパレータの提供。【解決手段】 燃料電池用セパレータ10は、金属材料板材で形成され、固体高分子電解質膜を覆う電極層上に片側の板面を積層し、前記電極層との間にガス通路を形成する。金属材料板材は、30〜82質量%Niと、15〜30質量%Crと、2〜4質量%Moと、1〜4質量%Cuと、0.1〜3.0%Ti、51.9質量%以下(ゼロ質量%含む)のFe及び不可避不純物とを含有し、Ni、Cr、Mo、Cu、Ti、Fe及びMnの合計含有量が48.1質量%以上の本体合金と、その表面を覆い本体より貴な金属の厚さ1〜500nmの金属被覆部とを有する。本体部は、板面の観察で平均結晶粒径をd、該本体部の板厚をtとして、該板厚tが0.01mm以上0.3mm以下あり、d/tが0.1以上0.4以下に調整される。また、金属被覆部は本体合金より貴な金属例えば、Au、Ag、Pt等の何れかを主成分とする金属で構成する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
金属材料板材により形成され、燃料電池の固体高分子電解質膜を覆う電極層上に片側の板面を積層することにより、前記電極層との間にガス流路を形成するとともに、
前記金属材料板材が、
30質量%以上82質量%以下のNiと、
15質量%以上30質量%以下のCrと、
2質量%以上4質量%以下のMoと、
1質量%以上4質量%以下のCuと、
0.1質量%以上3質量%以下のTiと、
51.9質量%以下(ゼロ質量%含む)のFe及び不可避不純物と、
を含有し、Ni、Cr、Mo、Cu及びTiの合計含有量が48.1質量%以上である本体合金からなる本体部と、
該本体部の表面を覆うとともに前記本体合金よりも貴な金属からなる厚さ1nm以上500nm以下の金属被覆部とを有し、
前記本体部は、該本体部の板面にて観察される平均結晶粒径をd、該本体部の板厚をtとして、該板厚tが0.01mm以上0.3mm以下であり、d/tが0.1以上0.4以下に調整されてなり、
前記金属材料板材の前記固体高分子電解質膜に積層される側の主表面に、前記ガス流路を形成するための凹部がプレス加工により形成されてなることを特徴とする燃料電池用金属セパレータ。
IPC (6件):
H01M8/02
, C21D9/46
, C22C19/05
, C22C38/00
, C22F1/10
, H01M8/10
FI (7件):
H01M8/02 B
, H01M8/02 R
, C21D9/46 P
, C22C19/05 Z
, C22C38/00 302Z
, C22F1/10 H
, H01M8/10
Fターム (26件):
4K037EA01
, 4K037EA04
, 4K037EA05
, 4K037EA12
, 4K037EA13
, 4K037EA17
, 4K037EA21
, 4K037EA22
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA31
, 4K037FB00
, 4K037FG00
, 4K037FH00
, 5H026AA06
, 5H026BB01
, 5H026BB02
, 5H026BB04
, 5H026CC03
, 5H026CC08
, 5H026EE02
, 5H026EE08
, 5H026HH01
, 5H026HH03
, 5H026HH05
引用特許:
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