特許
J-GLOBAL ID:200903071518544853

用紙搬送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 兼子 直久 ,  伊藤 愛 ,  橋本 努
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-019799
公開番号(公開出願番号):特開2007-197186
出願日: 2006年01月27日
公開日(公表日): 2007年08月09日
要約:
【課題】安価な構成で高精度な搬送が可能な用紙搬送装置を提供すること。【解決手段】本実施例の印刷装置10によれば、定速回転終了時における搬送ローラ20aの位置を基準位置として、その基準位置に対応する現在位相θ(初期位相)が、パラメータ決定処理により決定される。そして、その後は、基準位置に対する搬送ローラ20aの回転量に応じて、現在位相θが更新される。すなわち、LF用エンコーダ18が原点を検出不可能なものであっても、搬送ローラ20aの現在位相θを演算により決定することができるから、安価な構成としつつ、高精度な搬送が可能となる。【選択図】図13
請求項(抜粋):
モータにより回転駆動されて用紙を搬送するローラと、 前記ローラの回転量を検出するエンコーダと、 前記エンコーダにより検出されるローラの回転量と実際の回転量との間に発生する、ローラ1周分を1周期とする周期ズレを補正するための補正値を取得する補正値取得手段と、 前記補正値取得手段により取得された補正値を用いて周期ズレを補正しつつ、前記ローラの回転量に基づいて用紙の搬送量を制御する制御手段とを備えた用紙搬送装置であって、 前記ローラの回転速度が一定の目標回転速度となるように前記ローラの回転をフィードバック制御する定速回転手段と、 前記定速回転手段によりフィードバック制御されるローラの回転速度を取得する回転速度取得手段と、 前記回転速度取得手段により取得された回転速度に基づいて、単位時間におけるローラの加速度の正負の入れ替わり回数に相当する速度変動回数をカウントし、時間的経過に伴う速度変動回数の変化を示す周波数変動データを取得する周波数変動データ取得手段と、 前記周波数変動データ取得手段により取得された周波数変動データに含まれる振動成分であって、ローラ1周分を1周期とする振動成分の大きさと位相とを決定する振動成分決定手段と、 前記定速回転手段による回転開始時または回転終了時におけるローラの位置を基準位置とするとき、その基準位置に対するローラの回転量を示す相対位相と前記補正値との対応関係を決定するパラメータを、前記振動成分決定手段により決定された振動成分の大きさと位相とに基づいて決定するパラメータ決定手段とを備え、 前記補正値取得手段は、前記制御手段により回転制御されるローラの相対位相を、前記基準位置に対するローラの回転量に応じて決定し、その相対位相に対応する補正値を、前記パラメータ決定手段により決定されたパラメータにより特定される対応関係に基づいて取得することを特徴とする用紙搬送装置。
IPC (2件):
B65H 5/06 ,  B65H 7/02
FI (2件):
B65H5/06 J ,  B65H7/02
Fターム (10件):
3F048AA01 ,  3F048BB10 ,  3F048CC12 ,  3F048DA06 ,  3F048DC06 ,  3F048EB29 ,  3F049DA12 ,  3F049EA21 ,  3F049LA01 ,  3F049LB03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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