特許
J-GLOBAL ID:200903071541137572
油膜検知装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090453
公開番号(公開出願番号):特開平10-281980
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 浄水場、養殖場などへの油分の流入は、飲料水や養殖魚などへの影響が大きな事故であり、また、工場排水施設からの油分の流出は、水質汚染として社会的な問題であり、水面上の油膜を連続的に監視する自動検知方法と装置が求められている。【解決手段】水面上に油膜が存在すると、油と水の屈折率の差でP、Sの各偏光成分の反射光強度の変化が異なるという原理を測定に利用する。油膜の浮遊する水面に光ビームを照射し、水面からの反射光をP、S各偏光成分に分離して、計測したP偏光成分とS偏光成分との光量比から水面の油膜の有無を判定する。この方式の油膜検知装置は、水面の波立ちや浮遊する異物の影響を受けにくく、連続して正確で高感度に油膜を検知でき、本課題を達成できる。
請求項(抜粋):
油膜の浮遊する水面に、入射光軸が水面と交わる点に立てた水面の法線および入射光軸を含む平面に平行な偏光成分(以下、P偏光成分と記す)と前記平面に垂直な偏光成分(以下、S偏光成分と記す)の両方の成分を含む光ビームを照射する投光手段と、前記水面からの反射光をP偏光成分とS偏光成分とに分ける偏光分離手段と、分離したP偏光成分とS偏光成分の光量を各々電気信号に変換する光電変換手段と、この光電変換手段からの信号出力に基づきP偏光成分とS偏光成分の光量比を演算する演算手段と、その演算出力を水面に油膜のない正常時の基準値と比較する比較手段とを備え、その比較結果から水面上の油膜の有無を判定する油膜検知装置。
引用特許:
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