特許
J-GLOBAL ID:200903071549159567

液圧倍力装置における液圧源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-134358
公開番号(公開出願番号):特開2000-318597
出願日: 1999年05月14日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】システムを大型にすることなく、液圧倍力装置の応答性をより一層向上させる。【解決手段】液圧倍力装置2の操作開始で、ポンプ22が運転され、ポンプ吐出圧が動力室6に導入される。同時に、入力軸7の前進で排出弁14が閉じかつ供給弁19が開くので、動力室6が液圧倍力装置用リザーバ23から遮断されかつアキュムレータ圧導入口16に接続されて、アキュムレータ圧も動力室6に供給される。作動初期では比較的低いポンプ吐出圧より、主に高いアキュムレータ圧でパワーピストン5が迅速に作動し、液圧倍力装置2が迅速に作動する。ポンプ吐出圧が高くなると、今度は主に高いポンプ吐出圧でパワーピストン5が迅速に作動するようになる。これにより、液圧倍力装置2の応答性が向上する。アキュムレータ圧は補完的に使用されるので、アキュムレータ24は小さくてい済む。
請求項(抜粋):
液を蓄えるリザーバと、操作部材と、この操作部材の操作で入力が加えられて作動する入力軸と、出力を発生するパワーピストンと、このパワーピストンによって区画されかつこのパワーピストンを作動させる液圧が導入される動力室と、前記入力軸によって作動制御され、非作動時前記動力室を前記リザーバに接続するとともに、作動時前記入力軸の入力に応じて前記動力室の前記液圧を制御する制御弁と、前記動力室に導入される液圧を供給する液圧源回路とを備えている液圧倍力装置において、前記操作部材の操作時に作動されてポンプ吐出圧を発生するポンプが、常開の開閉弁および前記ポンプからの液の流れのみを許容する第1のチェックバルブを介して前記動力室に接続されており、また、アキュムレータ圧が蓄えられているアキュムレータが、前記入力軸の作動時に前記アキュムレータ圧を前記動力室に供給するアキュムレータ圧供給制御手段を介して前記動力室に接続可能とされており、更に、前記ポンプと前記アキュムレータとは前記ポンプからの液の流れのみを許容する第2のチェックバルブを介して接続されていることを特徴とする液圧倍力装置における液圧源回路。
Fターム (15件):
3D048BB29 ,  3D048BB45 ,  3D048BB57 ,  3D048CC10 ,  3D048GG03 ,  3D048GG11 ,  3D048GG17 ,  3D048GG26 ,  3D048HH15 ,  3D048HH16 ,  3D048HH26 ,  3D048HH37 ,  3D048HH66 ,  3D048RR06 ,  3D048RR35
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭58-039554
  • 油圧式ブレーキ倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-332777   出願人:埼玉機器株式会社
  • 特開平1-018761
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