特許
J-GLOBAL ID:200903071567410978

電磁界解析装置、電磁界解析方法、電磁界解析プログラムおよび場解析装置。

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 岳行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-073329
公開番号(公開出願番号):特開2008-234335
出願日: 2007年03月20日
公開日(公表日): 2008年10月02日
要約:
【課題】吸収境界条件としてBerengerのPMLを適用した場合の解析精度を維持しつつ、計算に必要なメモリ量や計算時間を低減すること。【解決手段】FDTD法により解析する解析領域解析手段(C1D)と、吸収境界領域(5)で分割された領域毎に電界(E)および磁界(H)の強さ(Ex,Ey,Ez,Hx,Hy,Hz)を記憶する吸収境界電磁界記憶手段(C1E3)と、仮想時間(n′Δt,(n+1/2)′Δt)における電界(E)または磁界(H)のいずれか一方を演算する仮想時間電磁界演算手段(C1E1a+C1E1b)と、解析時間後(n・Δt,(n+1/2)Δt)の電界(E)または磁界(H)のいずれか一方を演算する解析時間後電磁界演算手段(C1E2a+C1E2b)と、電磁界(E,H)を表示する解析電磁界表示手段(C2)とを備えたことを特徴とする電磁界解析装置(PC)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
電界および磁界からなる電磁界をFDTD法で解析する電磁界解析装置において、 電界および磁界を解析する対象の領域である解析領域を、電界用分割領域および前記電界用分割領域とは位置がずれた磁界用分割領域に分割し、分割された領域毎にFDTD法により電界および磁界を解析する解析領域解析手段と、 前記解析領域の境界に設けられて電界および磁界を吸収して減衰させるための吸収境界領域を、電界用分割領域および前記電界用分割領域とは位置がずれた磁界用分割領域に分割し、前記吸収境界領域で分割された領域毎に電界および磁界の強さを多次元で記憶する吸収境界電磁界記憶手段と、 前記吸収境界領域の前記電界または磁界のいずれか一方に対応する分割領域毎に、前記多次元の特定の第1軸方向の前記分割領域の長さに対する電界または磁界のいずれか他方の空間差分と、解析時間間隔に対する電界または磁界のいずれか一方の時間差分と、に基づいて、仮想時間における電界または磁界のいずれか一方を演算する仮想時間電磁界演算手段と、 前記吸収境界領域の前記電界または磁界のいずれか一方に対応する分割領域毎に、前記第1軸方向とは独立な軸方向の前記分割領域の長さに対する磁界または電界のいずれか他方の空間差分と、解析時間間隔に対する前記仮想時間における電界または磁界のいずれか一方の時間差分とに基づいて、前記解析時間後の電界または磁界のいずれか一方を演算する解析時間後電磁界演算手段と、 前記解析された解析時間後の電磁界を表示する解析電磁界表示手段と、 を備えたことを特徴とする電磁界解析装置。
IPC (2件):
G06F 19/00 ,  G01R 29/08
FI (2件):
G06F19/00 110 ,  G01R29/08 Z
Fターム (2件):
5B046AA07 ,  5B046JA10
引用特許:
出願人引用 (1件)

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