特許
J-GLOBAL ID:200903071572109313

振動切削加工装置及び振動切削加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-249436
公開番号(公開出願番号):特開2008-068364
出願日: 2006年09月14日
公開日(公表日): 2008年03月27日
要約:
【課題】エアカットに費やされていた無駄時間をなくして切削加工を効率よく行うことができる振動切削加工装置を提供する。【解決手段】振動制御部30から振動工具ユニット14内の伸び振動用ランジュバン型振動子、曲げ振動用ランジュバン型振動子にそれぞれ印加される駆動電圧値、駆動電流値の情報、および振動センサ15、ギャップセンサ27でそれぞれ計測される計測情報のうちの少なくもいずれか1つの情報に基づいて、実時間でのバイト13の第1方向の振動および第2方向の振動における振動数、振幅、位相をそれぞれ算出する振動状態算出部32と、振動状態算出部32で算出された第1方向の振動および第2方向の振動における振動数、振幅、位相の各情報のうちの少なくとも1つの情報に基づいて、切削加工時におけるバイト13と被加工物7の初期接触位置を検知する初期接触検知部33を備えている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
切削工具を円又は楕円振動させて被加工物を切削加工する振動切削加工装置において、 前記切削工具を一端側に一体的に連結した連結部材と、 前記連結部材に接続され、前記切削工具に対して被加工物の加工表面への切り込み方向と平行な第1方向の振動を付与する第1の振動発生手段と、 前記連結部材に接続され、前記切削工具に対して前記第1方向の振動と交差する第2方向の振動を付与する第2の振動発生手段と、 前記第1方向の振動変位を計測する第1の振動計測手段と、 前記第2方向の振動変位を計測する第2の振動計測手段と、 前記第1、第2の振動発生手段に駆動電圧および駆動電流をそれぞれ印加して、発生される前記第1方向の振動と前記第2方向の振動とを重畳して前記切削工具の刃先を円又は楕円振動させる振動制御手段と、 前記振動制御手段から前記第1、第2の振動発生手段にそれぞれ印加される駆動電圧値、駆動電流値の情報、および前記第1、第2の振動計測手段でそれぞれ計測される計測情報のうちの少なくもいずれか1つの情報に基づいて、実時間での前記切削工具の前記第1方向の振動および前記第2方向の振動における振動数、振幅、位相をそれぞれ算出する振動状態算出手段と、 前記振動状態算出手段で算出された前記第1方向の振動および前記第2方向の振動における振動数、振幅、位相の各情報のうちの少なくとも1つの情報に基づいて、切削加工時における前記切削工具と前記被加工物の初期接触を検知する初期接触検知手段と、を備えた、 ことを特徴とする振動切削加工装置。
IPC (3件):
B23B 1/00 ,  B23Q 17/12 ,  B23Q 15/013
FI (3件):
B23B1/00 B ,  B23Q17/12 ,  B23Q15/013
Fターム (3件):
3C001KA04 ,  3C001KB01 ,  3C045AA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3689622号公報
審査官引用 (3件)

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