特許
J-GLOBAL ID:200903071616629930

海水漏洩検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-174271
公開番号(公開出願番号):特開平11-023404
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】炭酸イオンを含む循環水中の海水漏洩を正確に検出する。【解決手段】海水漏洩検出装置は、 上流からカチオン交換樹脂筒8(8a〜8c),脱炭酸槽9(9a〜9c),導電率計10(10a〜10c)の順で配設した検出手段と、 検出手段の検出情報から海水漏洩を判別する判別手段11とを有し、上流に位置するカチオン交換樹脂筒8が循環水中の陽イオン成分を除去し酸性化するので炭酸ガスが多く炭酸イオンの少ない存在の気液平衡状態を形成し、下流に位置する脱炭酸槽9が気体となった炭酸ガスを十分に除去するので、更に下流に位置する導電率計10は炭酸イオンの影響を受けることなく塩素イオンの濃度変化に伴う導電率の変化を海水漏洩を表わす検出情報として高感度に把握し、判別手段11が正しく海水漏洩を認識する。
請求項(抜粋):
海水を導通する冷却管によって水蒸気を凝縮させる復水器で復水された循環水への前記海水の混入による当該循環水の導電率の変化から海水漏洩を検出する海水漏洩検出装置において、前記循環水中の陽イオンを除去し当該循環水を酸性化するカチオン交換樹脂筒と、酸性化した後の前記循環水中に含まれる炭酸イオンを除去する脱炭酸槽と、炭酸イオンを除去した後の前記循環水の前記導電率を測定する導電率計とを、上流側から前記カチオン交換樹脂筒,前記脱炭酸槽および前記導電率計の順で配設したことを特徴とする海水漏洩検出装置。
IPC (3件):
G01M 3/04 ,  G01M 3/00 ,  G01N 27/06
FI (5件):
G01M 3/04 C ,  G01M 3/04 U ,  G01M 3/00 A ,  G01M 3/00 B ,  G01N 27/06 Z
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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