特許
J-GLOBAL ID:200903071619055837

母材および大入熱溶接熱影響部の靱性に優れた高張力鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-063744
公開番号(公開出願番号):特開平11-256270
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 0°Cを含む寒冷条件に曝されることのある橋梁等の溶接構造物の重要強度部材の提供。【解決手段】 質量%で、C:0.05〜0.10、Ti:0.005〜0.025、B:0.0003〜0.0020、全Nb:0.005〜0.025、不溶Nb:全Nb×0.8以下、N:以下の式を満足する量、-0.004≦×≦0.(X=N-0.293×Ti-1.296×B-0.151×Nb)で、Ceq(IIW)=0.30〜0.38%、[Ceq(IIW)=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5]で、更に、擬ポリゴナイルフェライト(αq )を面積分率で5%以下とし、かつ、島状マルテンサイト(M* )を面積率で1%以下としてベイナイト相中のCのピーク濃度を0.16%以下とした、均質なベイナイト組織を有する、母材および大入熱溶接熱影響部の靭性に優れた、降伏強度460N/mm2級高張力鋼鈑。
請求項(抜粋):
C :0.05〜0.10%(質量%、以下同じ)Ti:0.005〜0.025%B :0.0003〜0.0020%全Nb:0.005〜0.025%不溶Nb:全Nb量×0.8以下に抑え、N :以下の式を満足する量-0.004≦X≦0(X=N-0.293×Ti-1.296×B-0.151×Nb)を夫々満足する他、以下の条件式を満足し、Ceq(IIW)が0.30〜0.38%である[Ceq(IIW)=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5]更に擬ポリゴナイルフェライト(αq )を面積分率で5%以下とし、かつ、島状マルテンサイト(M* )を面積率で1%以下としてベイナイト相中のCのピーク濃度を0.16%以下とした均質なベイナイト組織を有することを特徴とする母材および大入熱溶接熱影響部の靱性に優れた降伏強度460N/mm2 級高張力鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C22C 38/00 301 B ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (3件)

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