特許
J-GLOBAL ID:200903071652664296

ハイブリッド方式駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271955
公開番号(公開出願番号):特開平8-140214
出願日: 1994年11月07日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 原動機,発電機及びモータを組み合わせたハイブリッド方式駆動装置の界磁系の構成を簡単にすると共に、安全・確実な運転を行う。【構成】 原動機52により回転させられるハイブリッド励磁形永久磁石発電機(HPG)51は、その励磁巻線51aに流す電流を調整することにより界磁調整がされて出力電圧値の制御ができる。HPG51の出力は整流器53で直流となりインバータ53は直流を交流に変換してモータ56へ送り、モータ56が回転駆動する。チョッパ回路58は、HPG51の交流を整流器57で整流した直流をチョッパ制御して、HPG51の励磁巻線51aに流す。そして整流器出力電圧Vdcが設定電圧Vs に等しくなり、且つ検出電力Pdcが制限電力Ps を越えず、検出電流Idcが制限電流Is を越えず、更に検出充電電流Ibad が制限充電電流Ibas を越えないように、チョッパ回路のチョッパ動作を制御して、HPG51の界磁制御をする。
請求項(抜粋):
軸方向に並んで配置されたN極側電機子鉄心及びS極側電機子鉄心と、N極側及びS極側の電機子鉄心に亘り配設されたヨーク及び電機子巻線と、N極側及びS極側の電機子鉄心の間の位置で周方向に沿い配置された励磁巻線とでなる固定子と、回転子鉄心と、前記N極側電機子鉄心に対面する回転子鉄心面に配置され且つ周方向に関し間隔をあけて交互に備えられた複数個のN極永久磁石及びN極側突極状部と、前記S極側電機子鉄心に対面する回転子鉄心面に配置され且つ周方向に関し間隔をあけると共に前記N極永久磁石の配置ピッチからずれた配置ピッチで交互に備えられた複数個のS極永久磁石及びS極側突極状部とでなる回転子とで構成したハイブリッド励磁形永久磁石発電機と、このハイブリッド励磁形永久磁石発電機の回転子を回転させる原動機と、前記ハイブリッド励磁形永久磁石発電機が発電した交流電流を直流電流に整流する整流器と、この整流器で整流された直流電流を交流電流に変換して交流モータへ供給する駆動用インバータと、前記整流器で整流された直流電流により充電されると共に、充電電流を前記駆動用インバータへ送るバッテリーと、このバッテリーに流れ込む充電電流である検出充電電流を検出する充電電流検出部と、前記ハイブリッド励磁形永久磁石発電機で発電した電流を整流し、整流した直流電流をチョッパ制御して、ハイブリッド励磁形永久磁石発電機の励磁巻線に流すチョッパ形界磁部と、前記整流器の整流器出力電圧と設定電圧との偏差に応じた界磁電流指令を出力する界磁電流指令部と、前記整流器の出力電流を検出した検出電流と制限電流との偏差に応じた第1の界磁制限指令を出力する電流制限部と、前記整流器出力電圧と検出電流を乗算してなる検出電力と、制限電力との偏差に応じた第2の界磁制限指令を出力する電力制限部と、前記検出充電電流と制限充電電流との偏差に応じた第3の界磁制限指令を出力する充電電流制限部と、前記励磁巻線に流れる電流である検出界磁電流を検出する電流検出器と、前記界磁電流指令から、前記検出界磁電流,第1の界磁制限指令,第2の界磁制限指令及び第3の界磁制限指令を減算して偏差界磁電流指令を求める比較器と、前記偏差界磁電流指令に応じたチョッパ指令を作り、このチョッパ指令を前記チョッパ形界磁部へ送ってチョッパ制御させるチョッパ指令部と、を有することを特徴とするハイブリッド方式駆動装置。
IPC (5件):
B60L 11/08 ,  H02K 19/12 ,  H02K 19/22 ,  H02P 9/14 ,  H02J 7/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-147936
  • ハイブリッドカーの電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-329212   出願人:東芝エフエーシステムエンジニアリング株式会社, 株式会社東芝
  • 特開昭52-101406

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