特許
J-GLOBAL ID:200903071653254466

枝管ライニング工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 亮一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-006547
公開番号(公開出願番号):特開平10-193459
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【目的】 枝管ライニング材の枝管内への反転挿入を確実に行うことができる枝管ライニング工法を提供すること。【構成】 管状樹脂吸収材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめて成る硬化性樹脂含浸部1Aの一端を折り返して硬化した鍔部1Bを形成し、硬化性樹脂含浸部1Aの外面全体と鍔部1Bの表面の全部又は硬化性樹脂含浸部1Aの外面に連繋する一部を気密性の高いプラスチックフィルム(被覆材)2で被覆して成る枝管ライニング材1を用いて枝管11に対するライニングを施工する。本発明によれば、反転後の枝管ライニング材1の硬化性樹脂含浸部1Aと鍔部1Bは両者の境界部を含んでプラスチックフィルム2によってその内面が気密に被覆されているため、圧力バッグ13内に圧力流体を供給して枝管ライニング材1を枝管11内に反転挿入するに際して硬化性樹脂含浸部1Aと鍔部1Bとの境界から圧縮エアー等の圧力流体が漏れ出ることがなく、枝管ライニング材1の枝管11への反転挿入が常に確実になされる。
請求項(抜粋):
管状樹脂吸収材に未硬化の液状硬化性樹脂を含浸せしめて成る硬化性樹脂含浸部の一端を折り返して硬化した鍔部を形成し、硬化性樹脂含浸部の外面全体と鍔部の表面の全部又は硬化性樹脂含浸部の外面に連繋する一部を気密性の高い被覆材で被覆して成る枝管ライニング材と、本管内に導入された移動自在なセッティングロボットと、該セッティングロボットに支持されたセッティングアームと、該セッティングアームの上面開口部に接続された圧力バッグ等を用いて施工される枝管ライニング工法であって、前記枝管ライニング材の硬化性樹脂含浸部を前記圧力バッグ内に挿入してその鍔部を前記セッティングアームに支持せしめ、該鍔部とセッティングアームとの間に膨張収縮可能な弾性部材を介設し、セッティングロボットを本管内で移動させて枝管ライニング材の鍔部を枝管開口部に位置決めした後、圧力バッグと弾性部材に圧力流体を供給して枝管ライニング材の鍔部を枝管開口部周縁に密着させるとともに、該枝管ライニング材の硬化性樹脂含浸部を枝管内に本管側から地上に向かって反転挿入し、該枝管ライニング材を枝管の内周面に押圧したまま、これに含浸された硬化性樹脂を硬化させた後、弾性部材を減圧してセッティングアーム及び圧力バッグを枝管ライニング材から切り離すようにしたことを特徴とする枝管ライニング工法。
IPC (7件):
B29C 63/36 ,  B32B 1/08 ,  F16L 1/00 ,  F16L 55/16 ,  B29K101:10 ,  B29L 9:00 ,  B29L 23:00
FI (4件):
B29C 63/36 ,  B32B 1/08 Z ,  F16L 1/00 K ,  F16L 55/16
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 分岐管のライニング工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-193633   出願人:日本鋼管工事株式会社
  • 特開平4-355116
  • 特開平4-355115
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