特許
J-GLOBAL ID:200903071765783380

乗用車の上部構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-161253
公開番号(公開出願番号):特開平8-011747
出願日: 1995年06月27日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 頑強な客室を提供し、正面衝突時に生じる力を良好に受容し、広い面にわたって長手方向フロントビームから隣接する上部構造体に導入できるようにする。【構成】 下側の両長手方向フロントビーム5が、ダッシュパネル3にまで延び、該ダッシュパネル及び第1の横方向ビームに力を伝達するように結合されていて、ダッシュパネルの、客室に向かう面に、第1の横方向ビームの高さで第2の横方向ビーム38が配置されており、該横方向ビームが、横方向中央範囲で、パン補強部材39に結合され、側方で外側に位置する範囲で、高さ方向で、下方に向かって拡幅していて、2つの別々の中空ビーム区分41,42にそれぞれ分かれて、上側に位置する中空ビーム区分は、ダッシュパネルと、ホイールハウスパネル4と、ヒンジコラム28とに接続されていて、下側の中空ビーム区分は、ダッシュパネルと、ドアシル29と、フロア17とに結合されている。
請求項(抜粋):
乗用車の上部構造体であって、フロントボディと客室との間に配置されたダッシュパネルと、互いに離隔された2つの長手方向フロントビームとが設けられていて、該長手方向フロントビームは、その延長線上でその後方に延びるフロアビームにそれぞれ接続しており、側方で外側に位置するドアシルと、フロアと、直立したヒンジコラムとが設けられている形式のものにおいて、下側の両長手方向フロントビーム(5)が、ダッシュパネル(3)にまで延びていて、該ダッシュパネル(3)及び、外側で該ダッシュパネル(3)に装着された第1の横方向ビーム(30)に力を伝達するように結合されており、ダッシュパネル(3)の、客室に向かう面に、第1の横方向ビーム(30)の高さで第2の横方向ビーム(38)が配置されていて、該横方向ビーム(38)が、横方向で見て真ん中の範囲で、センタフロアパン(25)に装着されたパン補強部材(39)に結合されており、第2の横方向ビーム(38)が、側方で外側に位置する範囲で、高さ方向で見て、下方に向かって拡幅していて、2つの別々の中空ビーム区分(41,42)にそれぞれ分かれており、この場合、上側に位置する中空ビーム区分(41)は、ダッシュパネル(3)と、ホイールハウスパネル(4)と、ヒンジコラム(28)とに接続されていて、これに対して下側の中空ビーム区分(42)は、ダッシュパネル(3)と、ドアシル(29)と、フロア(17)とに結合されていることを特徴とする、乗用車の上部構造体。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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