特許
J-GLOBAL ID:200903071765958849

パネル構造体の製造方法及びパネル構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-039958
公開番号(公開出願番号):特開2000-237881
出願日: 1999年02月18日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 2個のパネルの両外板部の端部の外面間の寸法が相違する場合であっても、接合状態の良好なパネル構造体を得ることのできるパネル構造体の製造方法を提供すること。【解決手段】 2個のパネル10A,20として、両外板部11,12,21,22 の端部間に開口部14,24 が形成されたものを用いる。このうち、一方のパネル20は、両外板部21,22 の外面間の寸法が他方のパネル10A の両外板部11,12 の外面間の寸法よりも小寸になっている。両パネル10A,20の両外板部の端部同士を、嵌入部31,32 を有する中間部材30を介して突き合わせる。この両パネル10A,20の突合せ操作の際に、中間部材30の嵌入部32を、一方のパネル20の開口部24内にきつく嵌入することにより、当該一方のパネル20の開口部24を強制的に拡開させて、両パネル10A,20の両外板部の端部の外面間の寸法差を修正する。この状態で、中間部材30に、両パネル10A,20の両外板部の端部を摩擦撹拌接合により接合する。
請求項(抜粋):
平行状に離間配置された2枚の平坦状の外板部(11)(12)と、これら両外板部をその中間部において一体に連結した連結板部(13)とを有するとともに、前記両外板部の端部間に開口部(14)が形成された第1パネル(10A )と、平行状に離間配置された2枚の平坦状の外板部(21)(22)と、これら両外板部をその中間部において一体に連結した連結板部(23)とを有するとともに、前記両外板部の端部間に開口部(24)が形成され、かつ両外板部の外面間の寸法が前記第1パネル(10A )の両外板部の外面間の寸法よりも小寸になっている第2パネル(20)と、前記第1及び第2パネルの開口部(14)(24)のうちの少なくとも第2パネルの開口部(24)内に嵌入される嵌入部(31)(32)を有するとともに、前記第1パネル(10A )の両外板部の端部と前記第2パネル(20)の両外板部の端部との間に、第1及び第2パネルの両外板部の端部に沿って介在される中間部材(30)と、を用い、前記第1パネル(10A )の両外板部の端部と、前記第2パネル(20)の両外板部の端部とを、前記中間部材(30)を介して突き合わせるとともに、これら第1及び第2パネル(10A )(20)と中間部材(30)とを接合一体化するパネル構造体の製造方法であって、前記第1及び第2パネル(10A )(20)の突合せ操作の際に、前記中間部材の嵌入部(31)(32)を、前記第1及び第2パネルの開口部(14)(24)のうちの少なくとも第2パネルの開口部(24)内に嵌入することにより、当該パネルの開口部を強制的に拡開させて、前記第1及び第2パネル(10A )(20)の両外板部の端部の外面間の寸法差を修正し、この状態で、前記中間部材(30)に、前記第1パネル(10A )の両外板部の端部と、前記第2パネル(20)の両外板部の端部とを、摩擦撹拌接合により接合することを特徴とするパネル構造体の製造方法。
IPC (2件):
B23K 20/12 ,  B32B 3/12
FI (2件):
B23K 20/12 G ,  B32B 3/12 A
Fターム (15件):
4E067AA05 ,  4E067BG02 ,  4E067DA13 ,  4E067DA17 ,  4E067EB00 ,  4F100AB10 ,  4F100AB10A ,  4F100AB31 ,  4F100AB31A ,  4F100AT00A ,  4F100BA01 ,  4F100DB05 ,  4F100DC11A ,  4F100GB07 ,  4F100JL05
引用特許:
審査官引用 (1件)

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