特許
J-GLOBAL ID:200903071782786776

鉄鋼プロセスの異常予知方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 憲一郎 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-316467
公開番号(公開出願番号):特開2009-140267
出願日: 2007年12月07日
公開日(公表日): 2009年06月25日
要約:
【課題】物理モデルによりすべての現象を厳密に記述しなくても、高精度な異常予知が可能となる鉄鋼プロセスの異常予知方法および装置を提供することにある。【解決手段】処理対象物の正常処理時の、処理の進行に応じた時間軸上の複数のポイントに関する、処理対象物及び処理設備の少なくともいずれかの状態を表す複数の種類のデータを用いて、前記種類間及び前記ポイント間の共分散を求め、その共分散から構成される共分散行列に対して、固有ベクトルから算出された変換係数を記憶した変換係数記憶手段と、異常予知を行う処理対象物について、複数の種類のデータを入力するデータ入力手段と、前記変換係数を入力する変換係数入力手段と、前記データ入力手段で入力したデータを前記変換係数で変換を行って、変換後のデータ内の基準データに対する各データの変化量に基づいて異常予知を行う異常予知判定手段とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鉄鋼プロセスにおける処理の異常予知を行う鉄鋼プロセスの異常予知方法であって、 正常処理された処理対象物に対する、当該処理の進行に応じた時間軸上の、異なる複数のポイントで、処理対象物及び処理設備の少なくともいずれかの状態を表す複数の種類のデータを、処理対象物別に予め入力し、 該入力したデータに基づいて、前記種類間及び前記ポイント間の共分散をそれぞれ求め、さらに、該求めた共分散から構成される共分散行列に対して、一般化固有値問題を解くことにより固有ベクトルを求めて、その固有ベクトルから変換係数をそれぞれ算出しておき、 異常予知の判断をしたい処理対象物について、前記変換係数を算出する際に用いたデータのポイントに対応して、処理対象物及び処理設備の少なくともいずれかの状態を表す複数の種類のデータを入力し、該入力したデータを前記変換係数で変換を行って、変換後のデータ内の基準データに対する各データの変化量に基づいて、異常予知を行うことを特徴とする鉄鋼プロセスの異常予知方法。
IPC (2件):
G05B 23/02 ,  G05B 19/418
FI (2件):
G05B23/02 302R ,  G05B19/418 Z
Fターム (12件):
3C100AA56 ,  3C100BB12 ,  3C100BB15 ,  3C100EE10 ,  5H223AA01 ,  5H223BB01 ,  5H223CC01 ,  5H223DD07 ,  5H223DD09 ,  5H223EE08 ,  5H223EE11 ,  5H223FF05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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