特許

J-GLOBAL ID：200903071846492860

ガス遮断性脂肪族ポリエステルフィルム

発明者： 小林 久人 ,  森 啓治 ,  小田 尚伸 ,  奥平 正
出願人/特許権者： 東洋紡績株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-207828
公開番号（公開出願番号）：特開2000-094573
出願日： 1999年07月22日
公開日（公表日）： 2000年04月04日
要約：

【要約】【課題】 透明性、耐屈曲性、フィルム加工時の走行性およびフィルム加工装置の部品に接触しながらフィルムが走行した後のガス遮断性に優れる脂肪族ポリエステルフィルムを提供する。【解決手段】 主たる繰り返し単位が一般式-O-CHR-CO-(Rは水素又は炭素数l〜3のアルキル基)である脂肪族ポリエステルを主成分とする基材フィルムの少なくとも一方の面に、酸化アルミニウム・酸化硅素系蒸着層が積層されたフィルムであって、該蒸着層中の酸化アルミニウムの比率が20〜99重量%であり、該蒸着層の比重(D)と酸化アルミニウムの含有率(A)が下記式(1)及び(2)を満たすことを特徴とするガス遮断性脂肪族ポリエステルフィルム。b=D-0.01A ...(1)1.6≦b≦2.2 ...(2)[D:蒸着層の比重(g/cm3)、A:蒸着層中の酸化アルミニウムの含有率(重量%)]

請求項（抜粋）：

主たる繰り返し単位が一般式-O-CHR-CO-(Rは水素又は炭素数l〜3のアルキル基)である脂肪族ポリエステルを主成分とする基材フィルムの少なくとも一方の面に、酸化アルミニウム・酸化硅素系蒸着層が積層されたガス遮断性フィルムであって、該蒸着層中の酸化アルミニウムの比率が20〜99重量%であり、該蒸着層の比重(D)と該蒸着層中の酸化アルミニウムの含有率(A)から下記式(1)により計算されるb値が下記の不等式(2)を満たすことを特徴とするガス遮断性脂肪族ポリエステルフィルム。b=D-0.01A ...(1)1.6≦b≦2.2 ...(2)[D:蒸着層の比重(g/cm3)、A:蒸着層中の酸化アルミニウムの含有率(重量%)]

IPC (6件)：

B32B 9/00 ,  B32B 7/02 ,  B32B 27/36 ,  C08L 67/04 ZAB ,  C23C 14/08 ,  C08J 5/18 CFD

FI (6件)：

B32B 9/00 A ,  B32B 7/02 ,  B32B 27/36 ,  C08L 67/04 ZAB ,  C23C 14/08 N ,  C08J 5/18 CFD

引用特許：

審査官引用 (4件)

• ガスバリア性二軸延伸ポリ乳酸フィルム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-304454   出願人：ユニチカ株式会社
• ガスバリヤー性フィルム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-119888   出願人：三井東圧化学株式会社
• ガスバリアフィルムおよびそれを用いた包装用あるいはガス遮断用フィルム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-359629   出願人：東洋紡績株式会社
• 配向ポリエステルフイルム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-296218   出願人：東洋紡績株式会社, 株式会社日本マグファン