特許
J-GLOBAL ID:200903071868695870

流体封入式マウント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128224
公開番号(公開出願番号):特開平9-310732
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 2種類の振動入力状態において、3つのオリフィス通路による防振効果を切り換えることにより、何れの振動入力状態下でも優れた防振効果を得ることの出来る流体封入式マウント装置を提供すること。【解決手段】 受圧室46と平衡室48の間に、常時開口状態にある第一のオリフィス通路52を設けると共に、受圧室46と平衡室48の間に配設された可動部材56の変位乃至は変形に基づいて流体流動が許容される第二のオリフィス通路64と第三のオリフィス通路66を並設し、第一のオリフィス通路52よりも第二のオリフィス通路64を更に第三のオリフィス通路66を、より高周波数域にチューニングする一方、第三のオリフィス通路66を連通状態と遮断状態に切り換える切換手段84,94,96を設けた。
請求項(抜粋):
第一の取付部材と第二の取付部材をゴム弾性体によって連結すると共に、壁部の一部が該ゴム弾性体によって構成されて振動が入力される受圧室と、壁部の一部が可撓性膜によって構成されて該可撓性膜の変形によって容積変化が許容される平衡室を形成し、それら受圧室と平衡室に非圧縮性流体を封入する一方、該受圧室を該平衡室に連通せしめる第一のオリフィス通路を設けると共に、該受圧室と該平衡室の間に可動部材を変位乃至は変形可能に配設せしめて、該可動部材の変位乃至は変形に基づいてそれら受圧室と平衡室の相対的な容積変化を許容するようにした流体封入式マウント装置において、前記可動部材と前記受圧室または前記平衡室の間に、第二のオリフィス通路および第三のオリフィス通路をそれぞれ設けて、該可動部材の変位乃至は変形に基づいて該第二のオリフィス通路および該第三のオリフィス通路を通じての流体流動が生ぜしめられるようにすると共に、前記第一のオリフィス通路よりも該第二のオリフィス通路を高周波数域に、更に該第二のオリフィス通路よりも該第三のオリフィス通路をより高周波数域に、それぞれチューニングする一方、かかる第三のオリフィス通路を連通状態と遮断状態に切り換える第一の切換手段を設けたことを特徴とする流体封入式マウント装置。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 630 F ,  B60K 5/12 F
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 制御式液体封入マウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-151160   出願人:エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-227799   出願人:株式会社ブリヂストン
審査官引用 (1件)
  • 制御式液体封入マウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-151160   出願人:エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社

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