特許
J-GLOBAL ID:200903071874257737

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300305
公開番号(公開出願番号):特開平11-153021
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 排気管に直列に配置した複数個の全てのNOx触媒に後噴射燃料(HC)を供給できるようにする。【解決手段】 排気管18に2個のNOx触媒19,20を直列に設置し、両NOx触媒19,20の間に排気温度センサ21を設置する。ECU22は、ディーゼルエンジン10の運転状態に応じて、パイロット噴射、主噴射、後噴射の噴射量と噴射時期を演算すると共に、排気温度センサ21で検出した上流側NOx触媒19の温度(上流側触媒温度)が高いほど後噴射時期を遅角補正する。後噴射時期の補正により、後噴射時のシリンダ内の温度が変化して後噴射燃料の改質度合が変化するため、上流側触媒温度に応じて後噴射時期を補正して後噴射燃料の改質度合を調整することで、上流側NOx触媒19で反応するHC量を制御し、後噴射により供給したHCを下流側NOx触媒20まで到達させる。
請求項(抜粋):
内燃機関の各気筒毎に燃料噴射手段を設けると共に、前記内燃機関の排気通路に、排気中の窒素酸化物を還元浄化する複数の触媒を直列に設置し、前記各気筒の燃料噴射手段に対し圧縮上死点近傍で機関出力発生のための主噴射指令を出力すると共に少なくとも1つの気筒の燃料噴射手段に対し機関の膨張行程又は排気行程において前記触媒に炭化水素を供給するための後噴射指令を出力する燃料噴射制御手段を備えた内燃機関の排気浄化装置において、前記複数の触媒の中で最下流の触媒よりも上流側に配置された触媒(以下「上流側触媒」という)の活性状態を判定する上流側触媒活性状態判定手段を備え、前記燃料噴射制御手段は、前記上流側触媒活性状態判定手段で判定した前記上流側触媒の活性状態に応じて前記後噴射指令における後噴射時期を補正する後噴射時期補正手段を有することを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (7件):
F01N 3/08 ,  F01N 3/18 ,  F01N 3/20 ,  F01N 3/24 ,  F01N 3/36 ,  F02D 41/04 335 ,  F02D 41/40
FI (11件):
F01N 3/08 B ,  F01N 3/18 B ,  F01N 3/20 C ,  F01N 3/20 U ,  F01N 3/24 C ,  F01N 3/24 R ,  F01N 3/24 E ,  F01N 3/36 B ,  F02D 41/04 335 A ,  F02D 41/40 D ,  F02D 41/40 N
引用特許:
審査官引用 (3件)

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